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Channel: 団塊Jrのプロレスファン列伝
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ギラギラの夏も終わりそうだけど・・・

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どうも!!流星仮面二世です!!


毎度のパソコン騒動でだいぶ遅れてしまいましたが性格上、気が済まないので今さらながらG1 CLIMAX 26優勝決定戦、行ってまいりました~!!やります!!


今回はですね、チケットは発売日に取に行ったんですよ。そしたらタッチパネルに出た衝撃の文章・・・


「空席がありません」


おおお・・・!?


1日目、2日目はあるんですが、決勝のだけ、ない・・・なーい!!


すごい・・・発売日当日にもう売り切れとは・・・しかし困った。どうすれば・・・そう、こんなときは大人の黒い世界へ足を踏み入れよう・・・グッフッフ・・・おなじみ常陸プロレスの先輩、お願いします!!


「なに!?もうない!?まだおれも取ってないよ!!なんとかする!!」


こうして無事、当日を迎えることが出来ました。




というわけで一緒に観戦です


会場は相変わらずごった返しております。改めてこの人気に敬服いたすところですよ~。一時は選手の離脱で、どうなっちゃうのかな~と思ってましたが、さすが過去にも荒波を乗り越えてきた団体ですね。中に入り開始寸前には、間違いなくフルハウスです!!気持ちが高まります!!では試合の方、振り返ってみたいと思います。



第1試合
タイガーマスク、獣神サンダー・ライガーvsデビッド・フィンレー、田口隆祐


田口は演歌を歌ってるそうなんですが、第一試合の入場テーマがその曲で、それで入場とは、なんだかなぁ・・・


気になった、というかいつも気になっているのはタイガーマスクですね。テレビでもこういう観戦でも、毎回見ていると・・・申し訳ないですが今のタイガーには見ていて「おお!!」って思えるところがないんですよ。動きも試合のパターンも残念ながら毎回変化がありません。やっぱりタイガーマスクってボクらの中では絶対的な存在なんですよ。知名度がある名前だし、名を聴けば誰もが必ず思い描くタイガーマスクがいるんです。その名を名乗る以上はそんなタイガーマスクでなければならないんですよ。新しいタイガーマスク、アニメやるんじゃないですか?新タイガーマスクの登場・・・夢を抱かざるをえません。



第2試合
キャプテン・ニュージャパン、ヨシタツvs邪道、外道


キャプテン、邪道、外道は個性で味を出し会場を盛り上げますが、ヨシタツ登場は連続で技を出しアピールしても開場が湧きません。しかも息子とも話していたのですが、なんか最近はお腹まわりが気になります。もしかしてヨシタツ、首が治ったにしろ以前のような動きができるような状態の治り方ではなかったのかな・・・そんなことを思ってしまいました。だからトレーニングも十分できなくて、凱旋時よりも体型が緩んでしまったのかなと・・・試合も以前のようなパフォーマンスできなくて、なので一歩引いて、前の方で試合出てるのかもしれませんよねぇ・・・


受け身が出来なくてケガしてしまったのはプロとしては疑問が残るところですが、あれだけ期待かけられ戻ってきたんですから、なんとかね、頑張って盛り返してほしいですよね。正直もっと活躍してほしいです。なんてったって元WWEスーパースターですからね!!頑張ってください!!



第3試合
本間朋晃、真壁刀義vsYOSHI-HASHI、石井智宏


この対戦、絡みはもはや鉄板と言いますか、見てて楽しい、プロレスを楽しめる内容ですね。よく体と体がぶつかり合うって言いますが、こういうことを言うんだなと改めて思います。しかしリーグ戦で石井がオカダに勝ってしまうとは思わなかったなぁ・・・



第4試合
中西 学、永田裕志、天山広吉、柴田勝頼vsマサ北宮、マイバッハ谷口、潮崎豪、中嶋勝彦


さて、この試合で、すごい!!こう思わなかったファンはいなかったはずです。そしてそのすごい!!は、ファン層の垣根を越えたはずです。そう、柴田ですねぇ~。


ボクが見たかった柴田がこれであり、同じくボクらが見たかった新日本がこれだったと思います。あの柴田のヘッドバッドの音、そしてそのあと額に流れた一筋の流血・・・そして最後の、あのケンカ乱闘!!そして柴田に刺激を受けたか、他の選手にも緊張感が走ってよかったですね~。久々にプロレスを見た、そんな気がしました。うれしかったです。


ノアとしてG1参戦した中嶋は、これまで全く見たことのない選手でしたが、今回こういう機会だったので何度か試合を見ました。が、うーん・・・シリーズ振り返ってボクが感じたのは、申し訳ないんですが“蹴り”しかない、という印象を持たざるを得ない、ということですねぇ・・・


蹴り自体は本当に素晴らしいと思うのですが、序盤から終盤までの試合の組立、攻撃の強弱、あと相手の技を受けてから回避、形勢逆転しても、アピールしてまた蹴りなんですね。この前日ですか?エルガン戦やりましたね。中嶋勝ちましたよ。でも、どうでしたかね?試合には負けましたが勝ったのはエルガンじゃなかったですかね?年齢的にもノアを引っ張っていく存在なんだと思います。頑張ってほしいです。



第5試合 IWGPタッグ選手権試合
マーク・ブリスコ、 ジェイ・ブリスコvsハングマン・ページ、高橋裕二郎


第6試合 ROH世界選手権試合
ジェイ・リーサルvs小島聡


前の試合の熱気に完全に食われてしまったこの2試合。特にIWGPタッグの方は会場はややテンション降下気味となってしまいました。でも、無理もないですねぇ・・・カードもどこか魅力に欠ける気がします。裕二郎の入場も、もはやマンネリ感が隠せません。そろそろちがうことやってみるのもいいかもしれませんねぇ・・・


というわけで、ちょっと休憩してフラフラします。


入り口付近に行くと、グッズ売り場でキンプロカードを大人買いの三世。しかしこの商品がこの日のサイン会対象商品となっていたようで、別にサインが欲しいわけじゃなかったんですが知らないうちにあれよあれよとサイン会の方へ・・・戻ってくるとなんと手には永田選手のサインが。思わぬところで永田選手のサイン、2枚目ゲットとなりました。


そして入場時は混んでてよく見えなかったG1のトロフィーがしっかりと拝めました。



 
トロフィーと記念撮影の三世(※顔は合成です。って言うまでもない)


おおお・・・将来G1のこのトロフィーを獲って、父さんをリングに上げておくれ・・・


試合に戻ります。



第7試合
KUSHIDA、ジュース・ロビンソン、棚橋弘至、マイケル・エルガンvsBUSHI、EVIL、SANADA、内藤哲也


内藤人気のすごさで会場は息を吹き返します。このイメージチェンジは大当たりでしたねぇ・・・チームとしてもかなり安定してきたような気がしますね。


SANADA、新日本へ来るまではまったく知らない選手だったんですが、動きやポテンシャルは高いですね。でも、顔が優しいんですねぇ~。ワルっぽくしてても、優しくていいお兄さんに見えてしまうんですよね。ヒールやるにはちょっと弱点かなぁ?もしかしたらベビーフェイス向きなのかもしれませんね。


で、逆にどうも気に障るのがBUSHIですねぇ・・・いや、レスラーとしては動きとかいいと思うんですが、あの毒霧がどうも納得いきません。前から気になっていたんですが、なんすかあれは!?ぜんぜん見えないですよ。テレビで見ても何やってるかわからないときが多いですね。はっきり言ってヘタですね。毒霧は自分と相手だけわかってればいいってもんじゃないですよ。見せ場や見栄えが重要なんですよ。やりぁいいってもんじゃないですよね。ボクはそう思うんですが、こういう考えは古いのかな?


そんな中、ボクのお気に入りはEVILですねぇ~。以前も書いたかもしれませんが、EVILが最高にツボなんですよ。あの髪型であのメイク、しかもあのコスチューム・・・最近はとうとう鎌を持ち、トドメに指からレーザーをも放つようになりました。このコテコテ感がたまりません。でも、その中でも一番好きなのは、やっぱり顔・・・




ゴゴゴゴゴ・・・(ジョジョ風)


んぉぉ・・・好き・・・


第8試合
丸藤正道、矢野通、オカダ・カズチカvsタンガ・ロア、タマ・トンガ、バッドラック・ファレ


決勝進出のオカダを見れなかった憂さ晴らしと三世のジャウトが両国に響きます。それが伝わったか・・・入場でのレインメーカーポーズはこちら向きのコーナーでやってくれました。


シリーズではこの丸藤の影響なんでしょうか?アゴを上げてから逆水平を打つ選手が見られるようになりましたね。丸藤がやると得意技だけあっていいですが、すぐマネする他のレスラーはボクはどうも苦手です・・・


試合後、オカダがファレ、丸藤に対戦要求です。ファレとオカダの対決はレスラーとしての大きさが伝わっていいですね!!しかしながらファレ、若干シャープさ、スピード感が欠ける気がします。その辺が加わればベイダー級になれるはず・・・頑張ってほしいです。丸藤戦は10月に決まりましたね!観に行きますよ~。


そういえば、最近コーディ・ホールって見かけませんが、どうしちゃったんですかね?



第9試合無制限1本勝負 G1 CLIMAX 26優勝決定戦
後藤洋央紀vsケニー・オメガ


誰も予想できなかった、まさかの決勝戦になりました。当初、ガッカリムードも隠せない点もありましたが、いざ始まったら試合は盛り上がりましたねぇ~。


会場内はオメガへの声援がとにかくすごかったです。内容や感想はみなさんいろいろお書きになっていますし、ご覧のようにボクはかなりの時間差でこの記事書いてますんでその辺は控えて・・・あまり表には出なかった、ボクの周囲の観客席から起こっていた、ちょっとおもしろい現象を書きたいと思います。


前述したとおりオメガ人気がすごかった、得てして後藤への声援は本当に少なかった決勝戦ですが、後藤が自身の技の態勢に入ると、ものすごい反応が会場から起きていました。でも、いざ技がキマり後藤が勝ちそうになるとみんなヒヤヒヤ・・・なんです。


昇天・改ではそのピークが見られました。態勢に入ると


「おおお!!」


なんですよ。で不発すると、ああ・・・で、ついに昇天・改がキマると、ものすごい


「おおおおお!!」


でも、オメガ返してー!!そうなんです。


正直、今の新日本内で後藤が人気があるレスラーかといえば・・・これはわかりません。少なくとも我が家では残念ながら支持率低いです。でも、一発で決まってしまうような重みのある後藤の数々の技にはつい、釘付けになってしまうことが多いです。


当日の会場、後藤が勝つことには懸念、でも後藤の技は見たい!!そんな空気が少なからずあったのは確かです。後藤という選手がそんな絶対矛盾な中にいるレスラーだったとしたら、この決勝戦に進出した意味は大きかったのではないかなと、ボクは思いました。


帰り、駅へ向かうと牛たんフランク本舗の看板が目に入ってきました。“ひたちなか藻塩使用”という茨城の地名も気になります。ここで三世とちょっと渋滞緩和と小腹が減った対策も含め、休憩し舌鼓です。




これです


ここで三世は厚切りタンの串焼き、ボクは牛タンのフランクを頼みました。お会計していると、この店の方が


「今日は中はプロレスですか?」


という一言から始まり、プロレス談義に突入しました。このお店の方もご自身、格闘技があるそうで、しかもプロレスファンだそうで・・・今はこういう仕事なんで観に行けないのですが、行きたいな~と語っておりました。子供の頃の思い出を話すと、三世に、子供の頃から観に行けてうらやましいな~と・・・いや~、本当に好きでいらっしゃるんですね。


今回は両国ですが、関東では地方でもイベント会場などでお店出しているということです。厚切り牛タンは柔らかくジューシー、フランクの方は牛タンの歯ごたえを絶妙に残したソーセージで、超うまかったです。みなさんも見つけたらゼヒ食べてみてくださいね。


さて、こうして両国駅へと足を進めますが、渋滞緩和・小腹が減った対策によりすっかり空いたホームに立っていると、向こうから階段を背の高い短パン姿の男性が上がってきたんですよ。身長はボクよりちょっと高いでしょうか・・・出会い頭、お互いにしばし見つめ合います。あれ?ボクはこの顔、以前どこかで見たことがあるぞ・・・誰だっけかな・・・あ!!


テレビ朝日の田畑祐一アナウンサー!!


みなさん覚えてますかね?そう、かつて新日本で実況やってた田畑アナです!!


現在はもちろん実況はやっていません。この日は完全私服で、おそらく奥さんであろう女性も一緒にいました。となると、もしかしてご自身はプロレスファンで、今日はプライベートで観戦に来ていたのでは?本当のところはわかりませんが、たとえ別の用事でたまたま両国にいたとしても、かつてのプロレス実況者と遭遇できるなんてうれしいことですね。


今回、試合、全試合を通すと試合によりファンの歓声、集中力や期待度に波があったな~というのが感想でした。決勝、もちろん盛り上がりました。でもやっぱり一番だったのは柴田の試合だったんじゃないかなと思います。観戦しているという理性が飛び、緊張感が高まってああ!!おお!!ってリングに引き込まれる・・・こういった試合を始めて目の当たりにする新日本のファンもいたかと思います。いつもとちがう空気、戦い・・・それを見て何を感じたか?


そして串焼き屋さんとの会話、駅で遭遇したかつての勇姿・・・プロレスは試合だけじゃない。プロレスは好きなことが一番大事なんですよ。だから楽しいんですよ!!


というわけでG1 CLIMAX 26観戦記でした。


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