どうも!!流星仮面二世です!!
さて、以前こんな記事をアップしましたが
愛、屋烏に及ぶ愛
そう、息子の三世の魂の追撃でオカダカズチカがバス釣りをやってた場所を突き止め、行って感極まったんでしたが・・・それは9月22日頃。オカダがTwitterにまたもやゲットナビのバス釣りの記事をリツイートしているのを発見。さっそく覗いてみると・・・
な、なんだこれはッ!!前回とちがう場所じゃあーねぇかッ!!
でも、オカダの着てる服とかが一緒だ。ということは、前回やった北浦のときと同じ日に行ったバス釣りを、2回に分けて掲載しゃがったってことか!!ぬぅぅーGetNavi webめー!!
三世に報告すると・・・
「おおおー探す!!」
おおっ、今回もやる気か!!
しかし今回はあまりにも勝手がちがいすぎる。前回もかなり困難だったけど、あのときは検索場所としては霞ヶ浦のどこかの岸からやっているというのは確かだったからよかった。だが今回は見出しこそ"霞ヶ浦に挑む!"になっているが、リンク先をよく読むと霞ケ浦周辺なんて書いてある。そう、こいつは明らかに霞ヶ浦ではない。川、水路だ。
霞ヶ浦は川だけでも50数本という数が流れ込んでいる。そこに田んぼに使われる名もなき用水路を入れたなら、その数は天文学的、計り知れない。それに・・・そもそもこの場所が霞ヶ浦沿いかどうかがまず定かではない。もしかしたら霞ヶ浦には繋がってこそいるが、霞ヶ浦から離れた内陸の河川のものかもしれない。捜索範囲があまりにも途方ない。これは前回よりもはるかに難題だぞ。だって見出しこそ"霞ヶ浦に挑む!"になっているけど明らかに霞ヶ浦じゃないんだもん!!だってちがうもん!!アタシじゃないもん!!先生に言っちゃうから!!(ん?)
三世、とりあえず霞ヶ浦水系の河川から調査開始。しかし、しばらくすると・・・
「だめだぁ~。川じゃ見当つかないよ~」
だよなぁ・・・いくらなんでもヒントがなさすぎる。何かないか?
背景・・・そうだ、背景に工場らしきものが見えるぞ。それも工場だとしたらこれはなかなか大きい建物だ。
「視点を変えて工場を探してみよう」
だが、川と同じく工場の数も数知れずにして、しつこいようだがこの建物が霞ヶ浦沿いにあるかどうか・・・ここが最大の関所となる。
「これはわかんないよぉ・・・」
かなりの長時間探していたが、さすがにお手上げ状態。ごもっともだ。こいつはあまりにヒントがなさすぎる。おれもさっぱり見当がつかない。
でも諦めるわけにはいかない。よーしここからはお父さんが探してあげるよっ!!昭和のファンの生きざま、見せてやるからなー!!
さて、ヒントの背景だが・・・まず改めて、工場らしき建物から調べてみよう。ここ、気になるところはこの建物の屋根が高いことだ。
このテの作りだと、おそらく場内は屋根伝いに動くクレーン(天井クレーン)が配置されている作りではないだろうか?そう、クレーンでモノを吊るとなれば高さが必要になるし、縦横の動きが出てくるからね。だから屋根も高めのこうした構造になるんだ。加えて幅もあるから重量物を扱うだろう。工場だとしたら、アルミや鉄などを扱う工場じゃないかな?
あるいは在庫品を大量に収納することができる作り・・・中に高い棚があるか、自動で高いところに品物を搬送できるところ、つまり倉庫か物流センターの可能性も高い。
で、そのあたりを条件に入れ調べてみます。が・・・確かに霞ヶ浦周辺にはあるんだけど、こりゃ該当箇所がいっぱいあって、うーん、わかんねぇなぁー・・・
次。建物がダメなら、この建物の後方に見える送電鉄塔・・・こいつはどうだろうか?
送電線、送電鉄塔ですが、実は配置や場所により線の名前があり、鉄塔があるわけなんですね。鉄塔も我々見るとどれも同じように見えますが、これも種類がいくつかあるそうなんです。ネットで探ると送電鉄塔のマニアなんかもいまして、ブログやサイトにまとめられていたりもしています。どの世界にもマニアはいるんですね。すごいです。
ということで、今度はそのあたりを参考にして霞ヶ浦周辺の送電鉄塔側から眺め、釣り場を逆探知してみようという算段です。
まず霞ヶ浦(西浦)の上側から攻めていくことにします。上を走るのは鉾田線という送電になります。どれど・・・れー!?な、なんだこれは!?ここ、数えたら鉾田線だけで送電鉄塔が40本もあるじゃねぇか!!他にも北浦線、麻生線、鹿島線、佐原線って・・・霞ケ浦周辺に一体何本送電鉄塔があるんだ!?こ、ここから一本ずつ、横から眺めて探すってぇのかよ!?(てぇのかよ!?って、おめーが自分から言い出したんだっぺよ)
もはやこれは・・・これは地球以外に生命体のいる星を探すのと同じくらいの難易度かもしれない。今回はあまりにも難題すぎた。さすがにお手上げだぁ。
こうして一旦は完全撤退しようとしたそのとき、急に我に返りました。鹿追う者は山を見ず・・・そう、ボクは場所探しに夢中になるあまり、画像の背景にばかり気をとられていました。釣りが趣味なのに、一番肝心なことを忘れていたんです。そう、川そのものを見るということをです。
ここ・・・川にしては岸辺が整いすぎてて、でも用水路としては広すぎる作りです。画像の先、流れはは二又になっていて、しかも本線の方はカーブがあります。水口、つまり水も流れ込んでいるところもあります。正直、珍しいシチュエーション。なかなかない場所です。水深まではわかりませんが、釣りのポイントとしてはかなり条件がいい、釣り人をそそらせる場所です。
だから思い出してきたんです。記憶が甦ってきたんです。そうかつて、この近くに行ったことがあると・・・
いつだかはわかりません。でも昔、そうよあれは・・・あれはクリスマスの夜よ。私とミッチェルは寝室にいたの。サンタさんに会うんだと起きていたミッチェルがやっと眠ってくれて、私も安心してうとうとしていたわ。そのときよ!急に空が明るく光ったの!私は急いでミッチェルに覆い被さろうとしたわ。でも次に気がついたときは何か・・・そう寝かされていたわ。そこは何かの乗り物の中のようだった。私の周りには頭が大きくて目が大きい、人間ではない生き物が何体か立っていたの!!そして彼らは私にこう言ったのよ!!
「モリセイロ・・・ッテ、ナニ?」
いいや!!
そう昔、ボクは車に乗っていました。そして川を見てボクは誰かに言ったんです。
「この辺、霞ヶ浦より釣れそうですね」
と・・・
いつ?誰に言った?そのときおれは何をしていた?歳は?シチュエーションは?何でもいい、何かないか・・・昔なんだ。とにかく若いときのはずだ。そこで何をしていた?
それはまさにひとり逆行催眠の様相でした。丸1日、こうして自問自答を繰り返し、そればかりを考えていました。そしてひとつのキーワード、若いとき行ったという点が引っ掛り、もしかして!?と思い心当たりのところを地図で見てみました。すると・・・ああ、なんてことだ・・・あった・・・あった!!やはりここだったか!!
そう、この場所は!!おれがよくプロレスを一緒に観に行く、おなじみの先輩の実家の近くだったのだ!!
あれは、27年も前・・・ちょうど大学が休みで実家に戻って来てた先輩に会いに、高校を卒業したばかりのボクが母親の車を借りて、取りたて免許のなれない運転で先輩のとこへ遊びに行ったときだった。そのときこのあたりを通って、この水路の本流になる川を見て、霞ヶ浦より釣れそうって言ったんだった。
先輩の実家とこの場所は、その距離わずか約3キロしかありません。まさに目と鼻の先。移動ルートから言えばオカダと川村光大郎は先輩の実家の道路を通過したんじゃないか?という勢いです。しかもこの辺りは一面水田地帯で見通しがいいので、遠くではありますが視野に入ります。あの先輩もプロレスに関してはかなり引きが強くて神秘的な力を持っているけど、まさかここで繋がってくるとは夢にも思いませんでした。恐るべしです。
というわけで!!オカダのツイートが9月22日で、場所発見こそ9月内にできたものの三世の部活動と新人戦が続いたのと相次ぐ台風でなかなか行けず、だいぶ日にちが経ってしましたが行ってきましたよ~!!
今回は三世と三世の大親友、田口とリコシェのファンの81くんも一緒です。
まずこちら、オカダと川村光大郎が話していた橋です。
こちらはGetNavi webの画像
この日はとにかく天候がよく雲一つない青空。オカダのバスタオルも生えますな~。
では、釣りもしてみます。
こちらはGetNavi webの画像
秋になり多少風景も変わりましたが、工場も送電鉄塔も見えますね。やっと見つけたこの場所には感極まります。寒くならないうちにこれてよかった~。で、どうでぇ三世、アタリあるかい?
「これでなんか釣れれば最高なんだけどないなぁ。でもお父さん、ここ浅いね」
そうそう、このポイント、この日に見た限りでは、水深は30~50センチくらいしかありません。おそらくこの水路では水深が最も浅い箇所ではないかなと思われます。この時期は水温も下がるので、魚は深場へ移動してしまいます。ブラックバスの餌になる魚、バス釣りではベイトフィッシュなんていうんですが、この時期はそういう魚もここにいないので、やるなら春から夏がいいと思いますね。春から夏の田んぼの時期、水揚げをしている時期はもっと水も入ってきていていると思うんで、そういうときがいいかもしれないですね。
ちなみにワタクシ、本当はまたマネしてこれ
やろうと思ったんですが、先にもちらっと触れましたが相次ぐ台風で相当水かさ増してたんでしょうね。もうとにかく泥が上がって ましてですね、足場もぐっちゃぐちゃです。このオカダの寝そべるコンクリート部も泥で見えなくなっていました。
さて、ここより上に行くと水門もあり、かなり川幅もあって深くなり流れもありました。ここではカワウやカイツブリ、茨城では"むぐっちょ"なんて言いますが、こういう魚を食べる鳥が多く見られました。ということはブラックバスの食べる魚もいるということですね。実のところこの日の感情は、この場所に行ってみたいが90パーセント以上で釣りはオマケ的だったので、ほぼ形だけだったので釣れませんでしたが、ちょっとやってみたところアタリ、魚の反応ですね。これはありました。本腰入れてやったらいいかもしれないです。
で、さらに上に行くとこんな魚の群れがまさに大軍、ものすごい数で泳いでいました。
これは最初ハクレンかと思ったんですが、トドですね。トドというとわかりづらいですが、ボラの大きいのをトドというんですね。画像で見るとあれですが、これかなり大きかったですね。80センチはゆうにあります。これが100匹強、まさに川を占拠状態でした。
ボラは出世魚で、イナ、オコ、ボラ、トド(とボクは覚えたのですが、地方や地域により呼び方ちょっとちがうようです)と大きさで呼び名が変わるんですね。トドはいわばボラの限界、マックスサイズです。ちなみに何かあって、もうやりようがない、どうしようもないとき"とどのつまり"と言ったりしますが、これはボラがこれ以上大きくならない、トドで最後ということから、これが語源といわれています。
いやぁーしかし、これだけ大きいのがこんなにたくさんいるのは初めてみました。
ということで今回はオカダの釣りに来た場所ということで来ましたが、個人的には釣り場としてかなり魅力を感じました。暖かくなったらひとりでじっくり、釣りをやりにこようかと思い・・・え、何々?
「お父さん、オカダ琵琶湖でもバス釣りしてるみたいだよ」
び、琵琶湖!?茨城以外は勘弁してくれ~!!
ありがとうございました。