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Channel: 団塊Jrのプロレスファン列伝
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謎の映像を解析する その3

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どうも!!流星仮面二世です!!

さあ、というわけでですね、何もシリーズ化することはないんですが(そんなにネタないですしね)

前回あれでしたね。森末さんのプロレスレポートやりましたが、昔、撮ったビデオにたまたま録画されていた、録画した記憶もない、しかも謎な映像のものを紹介していこうという趣向でございます。

さて今回はプロレスものではないんですが、まったくわからないものなので、どなたか「見た記憶がある~」という方がいればなとアップした次第であります。

その番組は、まずは5時から男のグロンサン内服液のCMから入りました。
純ちゃん若いですね

で、サックス奏者のMALTAの「SWEET MAGIC」という曲に乗せ始まったのが・・・

ビデオジョッキー!?

う~ん、撮った記憶もないし番組も記憶にない・・・こいつは一体なんなんだろうか?

番組クレジットが消えると拍車をかけて、さらに記憶のない謎のお姉さんの姿が現れました。

進行役でしょうか?

しかも場所はスタジオではなく、なんと新宿の伊勢丹内です。何が始まるのかなぁ?と見ていると、ここでCMです。

ザ・テレビジョンのCMも今やらないですね

このCMから察するに、どうやら87年の年末のようです。

そしてCM後、始まった本編です。謎のお姉さんがアップになり名前が出ます。

これは・・・

五島 静(ごとう しずか)と名乗っています。が、誰なのかわかりません。

この謎の五島さん。番組が始まると淡々とビデオの紹介を始めました。番組は発売されているビデオを紹介するもののようです。

まずは、と出てきたのは、なんと吉川晃司です。

そ、そうか!!

ピンときました。ここでも何度か書いたことありますが、ボクは吉川晃司の大ファンなんです。ということは、これは吉川晃司がやるから当時ビデオに録画したものに間違いなさそうです。

ここで五島さんは吉川晃司のコンサートツアー「88TOUR QUESTION」の説明をします。五島さんが話す後ろでは懐かしの「踊れよRain」が流れています。とくれば!!紹介されたのはやはりアルバム「GLAMOROUS JUMP」でした。って、吉川ファンでないとわからない話ですいません。


もちろんLPレコードですよ

そしてこのアルバムの収録曲の中からのビデオクリップが、これでした。


HOT LIPSだぁ~

これは、たまらない!!

しかし、ここで時代を感じる設定が。


サブチャンネルありましたよね~

副音声に切り替えると、曲やコンサートツアーの情報が話されているというものです。解説は先ほどの五島さんと渡辺音楽出版のカミムラ?さんという方がトーク形式で話していました。

それにしても、やっぱり・・・


吉川カッコいいなぁ~

いつの時代もカッコいい!!

そして吉川晃司が終わり、続いて紹介されたのは・・・

ヒルビリー・バップスというバンドです

ヒルビリー・バップス・・・こちらのバンド、ボクは現在まで、まったく知らないバンドでした。

知りませんでした

このヒルビリー・バップスのアルバム「HILLBILLY THE KID」より「真夜中をつっぱしれ」のビデオクリップです。

こちらです

こちらもサブチャンネルがありましたが

元のビデオテープの状態が悪かったため副音声の聞こえが悪く、こちらは副音声はよく聞こえませんでした。

しかし曲は大丈夫でした。曲を簡単に解説すると、大好きなキミに会いたい、真夜中でも行くよ~という詞で、そのプロモは歌っているうちに真夜中から明け方になっていくという素晴らしいものでした。

見事ですね~

これ時間合わせて撮影したんでしょうね~。やたら映像処理が入れちゃう現代にはない発想ですよ。撮影する方と歌う方の努力が伝わってきて、ちょっと胸を打たれましたね。

で、ヒルビリー・バップス。ちょっと調べてみましたら、このときメジャーデビュー2年目で、翌88年春からは全国ツアーが控えていたそうなんですね。そのツアーのチケットは発売間もなくソールドするという勢いで、これから波に乗ろうという頃だったようなんです。

そして3月からいよいよ全国ツアーが始まりましたが・・・ツアー初日を終えた翌日3月29日。先に画像に出ておりますボーカルの宮城宗典さんが突如、飛び降り自殺をし23歳の若さで命を断ってしまいます。これにより全国ツアーは1日行われたのみで中止となり、グループも活動休止になるというショッキングな出来事が、どうもあったようなんですね。もしボーカルの方が生きていて、全国ツアー成功してヒット曲も出て・・・そしたらボクらも青春時代に聴いてて、あ~あれ懐かしの曲ですね~なんて今、語ってたかもしれなかったですよね。何があったかわかりませんが、残念です。

そして最後になります。ミュージック、ミュージックと続き、最後に紹介されるビデオクリップは誰のかな~と思っていたら、最後はまさかの!!


開高 健です


なんと最後は開高 健のモンゴル大縦断とモンゴル大釣行です

すごいですね~。吉川晃司、ヒルビリー・バップスときて、最後は開高 健!!

開高 健は芥川賞を受賞したこともある小説家なんですが、釣りや冒険的なモノが好きな方でしてですね~。なのでボクも好きでしたね~。

で、当時ですね、この87年の春と秋にTBSで特番で放送された開高 健のモンゴル大紀行って番組があったんですが、これ見たのを今でも覚えてますね。ボクは死ぬまでに行ってみたい国がオーストリアとモンゴルなんですが、モンゴルは中学時代に、このテレビ見たからなんですよ。ずっと憧れてますね~。

と、話は反れましたが、ここで紹介されたのは、そのテレビ番組のモンゴル大紀行がビデオ化されたもの、だったんですね。

というわけで、この回はこのモンゴル・シリーズを見ながらお別れになります。

また見てね~という感じで終了です


そして、まずはモンゴル大釣行です

これはですね~開高 健がモンゴルの奥地に日本では幻の魚となってしまったイトウという魚を釣りに行くというものなんですが、あれですね~今でこそイトウってやればネットで姿が見れますけど、当時はイトウってほとんど知られてなかった魚だったんですよね。ボクなんかは釣りキチ三平が北海道の釧路湿原で谷地坊主と釣った、あの姿しかイメージありませんでしたね~。


そのイトウを釣るというロマンですね

実際のところモンゴルのイトウはアムールイトウと言って日本のイトウとはちょっとちがうんですが、当時はそんなことわからず、これが幻のイトウなんだ~!!ってテレビの前で夢中になったの、覚えてますね~。

続いては・・・

モンゴル大縦断です

こちらは実際にモンゴルを移動しながら遊牧民と狩りをしたりする、スケールがあるものでした。日本の4倍の面積というモンゴルの、何もない大地に生きる人々・・・今、思い返すと、これこそが本当に生きるってことなんだろうなと思わずにはいられない、そんな気持ちになりましたね。番組ナレーションはどちらも森本毅郎さんです。

開高 健、このモンゴル・シリーズの2年後の89年12月、58歳で亡くなっています。いろんな意味で、もう一回見てみたくなっちゃいました。


いいですね~

と、モンゴルの草原をバックに番組も終了し、ほのぼの思いを巡らせていると、ふと出たテロップに我に返ります。それを見て、ここにきて初めて、この番組はTBSだったんだとわかりました。

そしてCM・・・ブレイク前のプリプリのMY WILLと共にヴィクトリアです。


スキー用品屋のCMも今やらなくなったなぁ

CM明けはオープニングと同じくMALTAの「SWEET MAGIC」が流れ、次回の予告テロップです。


これはなかなか・・・

次回の放送予定、興味そそりますね。KANは、愛は勝つのKANのことかな?だとしたらブレイク前ですよね?THE PEPPER BOYSは、わかりませんが・・・気になります。

というわけで・・・


ビデオジョッキー終了

と、こういった感じてありました。

ビデオジョッキー、整理すると・・・

・チャンネルはTBS
・放送時間は10分程度で、おそらく深夜の放送?
・次回の予告テロップ画像に1/3とある。これが1月3日であれば88年1月3日は日曜日になるので、番組の放送日は毎週日曜日だった?
・この番組は・・・的なスポンサーの表記はない(伊勢丹がスポンサー?)
・内容は注目のアーティストや販売される最新のビデオを紹介するというもの

と、いった具合ですかね~。

この番組、現在にしてネット検索しても情報がまったくありません。進行役の五島さんも、一切詳細不明です。この番組、見たご記憶ある方、何か知っている方。もしいましたらゼヒ、コメントください。よろしくお願いいたしま~す。


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