どうも!!流星仮面二世です!!
さぁーというわけで久々の観戦記です。
今回は8月12日に行われました
「HEIWA Presents G1 CLIMAX29 FINAL」
行ってきましたので、その模様をお送りいたします。
まずですね、今回は座席ですよ。昨年の武道館は2階席でしたが、今年は三世も受験生ということで1年の観戦数が限られます。なら、ここは奮発しようじゃないかと1階スタンドをファンクラブ先行で勝負です。そしたら当たった席がここですよ。
こ、ここはぁ~!!
なんと1階スタンドの、レスラーの入場ゲートの上です!!
この白い矢印のところです
いやぁ~昨年は2階のですね、後ろから何番目というとこで、背もたれはないわひたすら暑っいわというとこでしたが、今回のここはなんですか!!背もたれがある!!涼しーい!!しかも前に誰もいなく、近い!!
おそらく人生のプロレス観戦でも最初で最後のポジションでしょうなぁ~。じっくりと、見させていただきます。では、ズバッと行きましょう!!
第1試合 15分1本勝負
辻陽太、成田蓮vsカール・フレドリックス、クラーク・コナーズ
さぁ第1試合は新日本とLA DOJOの日米ヤングライオン対決です。初めて見ます外国人チームは勢いあっていいですね。しいて言えば、まだところどころが荒いというとこだけだったと思います。動きしかり、ステップ・オーバー・トーホールドなんかも見せ、いい傾向だと思うんですが、ちょっとまだ単発ですね。流れに沿ってその技が出せてないところがありました。でも、それでいいと思いますね。そういうのは今後の経験だと思うので、今は若手同士、もっと!!今回もよかったですが、もっとね、感情出してバチバチやってほしいです。やっぱりヤングライオンの試合はエキサイティングでいいですね。おもしろかったです。
第2試合 20分1本勝負
タイガーマスク、ジェフ・コブ、獣神サンダー・ライガーvs金丸義信、タイチ、ランス・アーチャー
これはまずアーチャーですね。このシリーズから見た目も戦い方もちょっと変えたようですが・・・個人的にですけどね、ボクは前の方が好きでしたねぇ。なんかアーチャーの一番いいところだった、とっぽさ、ワルさがなくなっちゃった気がしました。個人的にはちょっと残念でした。
ジェフ・コブは、以前も書いたかもしれませんが、もったいないですね。こんなすごいのになぁ・・・このレスラーに必要なのはちょっとの欲とライバルだけですよ。このまま終わってほしくないんですが、うーん、どうかなぁ~。
第3試合 20分1本勝負
SHO、YOH、ウィル・オスプレイvs石森太二、チェーズ・オーエンズ、高橋裕二郎
これはですね、試合よりもですね、裕二郎の連れてくる女性ですね。今回の格好はいかがなもんなのかなぁ?以前、アーチャーがリングサイドの子供を泣かせて会社側からですね、やらないようにと言われたなんて話を聞いたことありましたけど、なら、これはいいんでしょうか?子供に与える影響ってことなら話は一緒じゃないんですかね?というか、もうこんなつまんない入場やらなくていいんじゃないですかねぇ?今の新日本に必要ないと思うんですけどねぇ・・・
第4試合 20分1本勝負
トーア・ヘナーレ、ジュース・ロビンソンvs海野翔太、ジョン・モクスリー
これはジョン・モクスリーですね。2016年の7月ですか、ボクWWEの両国を観に行ったんですが、そのときのWWE王者が当時ディーン・アンブローズだったジョン・モクスリーだったんですね。この頃は三世と一緒にWWEをテレビでも少々観てたので知ってたんですが、どーもですね、当時このレスラーにおもしろ味を感じることができなくて、なぜこんなレスラーがWWEのトップなのか不思議だったんですね。
で、それ以来は見てなくて今回なんですが、驚きましたね。シリーズ通して見てたら、これは同じレスラーなのか!?というくらい別人に感じました。まず、これは三世とも話していたのですが、モクスリー、WWEではやや小柄に見えてたんですよ。しかし新日本に来たら、あれ!?って感じになりましたね。そう、でかいんですよ。WWEでは周囲のレスラーがでかいんで大きく感じられなかったんですね。実際は、こんな大きさがあるレスラーだったんだなぁ~としみじみ感じました。あとファイトですね。こんなアグレッシブに攻める印象がなかったレスラーだったので、これもちょっと驚きました。
さて、今回ファンは、WWE時代のモクスリーを知らない人がほとんどだったわけですよね。そんな中でモクスリーをシリーズ通して見てきたわけですよ。で、最終戦だったのですが、そこにきてモクスリーの試合でファンはおとなしかったんですね。ということは、日本のファンが興味を持てるレスラーには、まだなっていないということなんですよ。今回は元WWEというブランドもありましたが、今後も日本でやるのであれば、もうひとつほしいかなと、ちょっと思いました。ストーリーも大事ですが、やっぱり日本では試合内容になると思います。モクスリーに期待です。
第5試合 30分1本勝負
田口隆祐、本間朋晃、矢野通、真壁刀義、後藤洋央紀 vsBUSHI、鷹木信悟、SANADA、“キング・オブ・ダークネス”EVIL、内藤哲也
今年の4月、平成最後の親子観戦でも書きましたが、ボクは鷹木信悟、新日本に登場してからというもの、どんなレスラーなのかわりませんでした。ドラゴンゲート、大日本、全日本での活躍は知らず・・・昨年の10月8日、新日本の両国に登場してからしかボクは知りませんでした。そして、現在の新日本には、そういうファンがボクの他にもたくさんいると、そういう新たに知ったファンに、新日本に登場以来、何を見せたのか?とも書きました。
で、今回です。G1、魅せましたね!!新たに知ったファンに、これ以上ないほど知ってもらえ、また今後が見たいと思われる存在になったと思いました。特に後藤との戦い、最高にエキサイティングでした。やりますね!!かっこよかった~。ちょっと好きになりましたよ。今後、いろんなレスラーとの絡みが楽しみになりました。
そして、その後藤です。体が見ちがえましたね!!いいですね。かなり絞られ見ちがえりました。動きもいいですね~。こちらもちょっと好きになっちゃいました。ふたりの対決、今後も楽しみです。
第6試合 30分1本勝負
KENTA、YOSHI-HASHI、石井智宏vsタンガ・ロア、タマ・トンガ、バッドラック・ファレ
これはですね、KENTAの裏切りの中で孤軍奮闘する石井がよかったですね~。石井の、ヤロォー!!という男気がいいんですよ。これは石井だからいいんですよね~。歓声もすごかったです。
そして柴田ですね。これは、いやぁ~寒気と同時にカーッと熱くなりましたね。柴田がリングで動いている・・・そのシーンに体が自然に反応していました。しかし必須るは、なんと言ってもあの出てきたときの歓声ですよ。武道館が一瞬にして膨張し、バーンと破裂するんじゃないかと本気で思いました。とにかく異常でした。内藤登場やメインの試合じゃなく、柴田の来たこの瞬間が、この日一番歓声でしたね。
KENTAのBULLET CLUB入りはおおいに賛成ですね。最近ユニットの意味や存在価値がよくわからない状態になってきてるんで、ぐちゃぐちゃにするくらいに好き勝手やって、暴れてもらって、刺激を与える存在になってほしいですね。
第7試合 30分1本勝負
棚橋弘至、オカダ・カズチカvsザック・セイバーJr、鈴木 みのる
さて、ここで三世スイッチオン!!受験生ストレスも手伝って久しぶりの生オカダに狂喜乱舞です。
しかしながら今回は完全に鈴木の試合でしたね~。結果には三世もがっかりしつつ、しかし鈴木のマイクには
「鈴木も好きだし、正論だけになにも言えないなぁ・・・」
と消沈です。確かにこれは、そうですね~。正論にして、あの武道館の観客の気持ちを全部自信に乗せてしまう鈴木のすごさですね。完全に空間を支配してました。やっぱりすごいレスラーですね~。
いやぁ~それにしてもこれ、この鈴木のIWGPへの絡み方はよかったですね。NEW JAPAN CUP優勝、準優勝。G1でIWGP王者に勝ったレスラー。それも確かに挑戦者としていいのかもしれませんが、やはりこういう予想外で奇想天外のも必要ですよね。新鮮で刺激的でいいと思いました。
一方、対戦相手だった棚橋、オカダのタッグですが、これには前から言いたかったことがありまして・・・今回はこの機会に、ちょっと言わせていただきますね。
ふたりは昨年末からタッグ組むようになりましたが、納得いかないのは試合後のふたりの姿なんですよ。勝ったときはいいんですけど、負けたときの姿なんですよ。今回もそうでしたが、これまでもどうでしたか?負け試合は、伸されて動けない、どっか痛くて動けない。ありませんでしたか?そして、これかあまりに印象に残ってしまってませんか?
これは棚橋、オカダのタッグではやっちゃいけないことなんですよ。ふたりのタッグは今の新日本を象徴するレスラーのチームなわけですし現と元の王者のチームなんですよ。だから常に強さと貫禄を持ってなきゃいけないんですよ。だから負け試合、フラフラであっても立っているのがキツくても、そういう姿を見せてはいけないんですよ。ロープに寄りかかってようが片ヒザをマットに着いてようが、体は起き上がってないと・・・他のレスラーはまだしも棚橋、オカダは最後は立ってないとダメなんですよ。特にオカダはです。いくらタッグだからって、試合後に伸びてる王者に、ファンがいつまでも共感できると思いますか?いつも王者は王者らしくあってほしい。そう強く思います。
第8試合 G1 CLIMAX 29 優勝決定戦 時間無制限1本勝負
飯伏幸太vsジェイ・ホワイト
実は前日、前々日と決勝進出者が決まっていった過程の我が家は失意に溢れていました。どうしても期待できない思いがあったからです。
ボク個人としては、決勝に行くんじゃないか?と予想されるレスラーの決勝進出より、まったく予想つかないような意外なレスラーの決勝進出に期待していたので、このカードに決まったときは正直、なんだかなぁ・・・という感じでした。しかし始まったら、まず入場から、おお!!これはいいなぁ~と引き込まれましたね。おもしろかったです。試合も久しぶりに楽しく見れた内容でした。
以前、観戦記でも書いたんですが、飯伏というレスラーは試合の良し悪しが相手によって左右されるところがある、と思うんですよ。よさを引き出す相手やテンポよく攻めてくる相手だと素晴らしい動きが発揮され、試合をして光るんですね。
今回は試合はジェイが作ってましたね。7割はジェイが作り、そこに飯伏が入っていって、このコントラストが見事だったと思いました。互いにマッチし、いい色合いで光りましたね。これは素晴らしかったです。
久々に、まっさらな気持ちで楽しめた試合でした
ただ、細かいことかもしれませんが、残念なところもありました。今回、前日に飯伏はジェイに足を攻撃され痛めたわけですよ。で、決勝でもです。しかし、これがまったく生かされていませんでした。いろいろあるんで遠回しな言い方になっちゃいますが、試合でもジェイは足への攻撃を軸に試合をしていたわけなんですよ。痛めているからと大きくも攻めましたし、自分が攻められてるときに流れを変えるため泣き所をつく、そういう攻めもしました。なので、飯伏はもう少しここを生かしてもよかったんじゃないかなと・・・ちょっと思いました。
三世も、今年の決勝はおもしろかったと満足そうでしたがフィニッシュのカミゴエ、2回やってダメなら3回目に行くんじゃなく、あそこは最後フェニックスで決めるべきだったとの意見でした。なるほど。カミゴエが返された。だからさらにカミゴエ!!でなく、カミゴエが返された。なら最後はこれだ!!というフェニックス!!がよかったんじゃないかということか・・・読むようになったな。おれにはそんなこと、思いつかなかったよ。やはり現在のプロレスへの思考は一枚も二枚も上だなぁ~。
冒頭でも触れましたが今年は三世は受験生。ということで本年の観戦は一応これで最後となります。では次回、東京ドームで・・・
最後までありがとうございました。