どうも!!流星仮面二世です!!
ブログの方、お休みしていましたが、本日よりちょっとずつ、ゆっくりな速度での更新になってしまいますが再開していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
さて、休み明けの今回は11月13日から18日まで埼玉県越谷市のイオンレイクタウンmoriで開催されておりました
「みんなのプロレス展-世界の王道ジャイアント馬場- in イオンレイクタウンmori」
にて14日に行われましたスタン・ハンセンのトークショーの模様をお送りします。響け!!魂のロングホーン!!では、どうぞ!!
それは奇しくも23年目となる結婚記念日の日の10月20日のこと・・・いつもプロレスイベントがあると真っ先に教えてくれるヨンペイさんからのLINEでした。
「お疲れ様ですー(//∇//) 恥ずかしながら茨城と埼玉って近いイメージを持っていますが、実はとんでもないくらい遠いのかな?でありますがこんなのを知りました!」
こ、こいつは・・・!!
今年の1月に東京の渋谷で行われたジャイアント馬場展(受け継がれし王者の魂)と同じ流れを組むイベントじゃないか!!
そういえば夏には北海道でも開催されたんだよなぁ(レガさんのブログより 同時開催『若獅子展』へ行って来ました。)
なるほど。今回は埼玉に上陸というわけか。こいつはすごい!!
しかし続くヨンペイさんの言葉がさらに衝撃を与えました。
「ハンセンにドリーがイオンに来るんですよね!」
は、ハンセン!?ハンセンだってー!!
ですが・・・その画像を見ると11月16日はドリーと小橋のトークショー、17日は大仁田のトークショーとなっており、ハンセンの姿はありません。14日の木曜日はといえば・・・
うむ~、これは・・・
ウエスタンハットにテキサスロングホーン・・・疑いようはありません。でも確信も持てません。だって、ドリーや小橋はちゃんと顔写真が載っているのに、なぜここだけシルエットで、しかも見出しが
"外国人レスラー乱入!"
なんだ?
実はロン・バスなんじゃないか?いや亡くなっているし・・・じゃあボブ・オートン・ジュニア!?あ!ボビー・ダンカンでは!!でも、イオンの広場にボビー・ダンカンが来て知名度的にどうだろう?とふたりでもはや暗中模索・・・うむぅ・・・
しかし開催も間近に迫ったある日。再びヨンペイさんからのLINEでハンセン来場が確定されたことがわかりました。
これぁ~!!
ハンセンが本当に来るかどうか半信半疑だったので急遽有休となりましたが、幸いにも休めることになりました。ということで前日から会場を下調べです。
この日の会場となる埼玉県の越谷市にあるイオンレイクタウンmoriは、我が家からなら高速を使えば1時間ほどで到着するところです。トークショーは19時からということなので、これなら午後からゆっくり行けらぁ~と余裕かましていると、公式サイトにはこんな説明が・・・
整理券!?
ドリーと小橋のトークショー、そして大仁田のトークショーにはない説明文にして、何の、どういう整理券なのか?説明がなくわかりません。ということで主催に電話して聞いてみます。すると、この日のみ座席があり、座れる数が限られているので整理券配布なんだとか・・・こ、こいつは・・・
かつてヨーロッパで最大の大帝国を築いたローマ帝国。その強大さと繁栄から、すべての道はローマに通ずとまで言われた。しかしローマ帝国がそのような存在に至るまでには、実に700年もの長き年月の苦難や道のりがあったのだ。やがて人は、それをこう言い表した。「ローマは1日にして成らず」と・・・
得てして、整理券配布のあるイベントは開始時間にして成らず!!なんですよ!!
いい席、いい場所を取るためには誰よりも早く現地に行き、整理券を確実に手に入れなければならない。イベントの時間が決まっているからって、そこがスタートではないのです。すべては整理券配布からがスタートなんですよ!!すべてのイベントの正真正銘のスタート地点は、ここなんですよんぉぉー!!
ということで当日は気合い満々。朝の4時半に家を出ます。こうして5時半に現地に到着。さすがに一番乗りだろ~と意気揚々にイオンレイクタウンmoriの駐車場入口に入ろうとしますが・・・
閉まってる~♪
仕方なく道路の隅に待機です。やがて6時になると警備員のおじさんが自転車で登場。胸騒ぎのチェーンを開けます。そこへ「おはようございまーす!!車は何時から入れますか?」と元気いっぱい伺うと、なんだこいつは!?と言わんばかりのおじさんは、まさにブロディのように片手にチェーンをジャラジャラと振るわせながら「ああ、もう入れますよ。どうぞ」と言ったが早く、再び自転車で次の入口へと消えていきました。そうか、入れるのね!!こうしてようやく駐車場へイン。これから3時間、開店まで入口で孤独な闘いです。
しかし、このあと7時、8時と時間は経過しますが、おかしい。誰も来ないぞ・・・
駐車場はこの有り様だ
場所は散々確認したし会場となる山の広場に一番近い入口がある駐車場にいるからまちがいはないはずだ。はずなんだが・・・
そして8時半。開店30分ですが、やっぱり人は来ない。これまでプロレスはもちろん、いろいろイベントの整理券取りには並んだが、こんなことは初めてだ。
すると一組のご夫婦がボクのうしろに並びます。整理券ですか?とお声をかけると、そうです、と!!お~うれしいね~!!
ご夫婦は地元ということだったのでいろいろ伺うと、近くにもうひとつ入口があるそうで、そちらにいる人もいるのかも、とのこと。でも入口から会場までの距離はどちらの入口からでも変わらないそうです。
そうかぁ~よかった。それにしても、ご夫婦はかなりゆっくりいらしてましたが・・・すると、なんと今日この11月14日は埼玉県民の日だそうでお休みなんだそうな。そのため地元勢はわりと余裕で並びに来てるんじゃないかと。なるほど、そうだったのか~。イベントはだいたい土日、平日ならやっても金曜日だが、週も真ん中の木曜日にイベントを持ってきたのはそのためだったのか。開催地を軸にする。これは素晴らしい主催の配慮だ(ちなみに茨城県は、その前日の13日が県民の日でした)
その後、このご夫婦とちょっとプロレス談義していると、さすがに並ぶ人も増えてきました。こうしていよいよ開店。自動車ドアが開くと、「行きましょう!!」と声をかけ、まさにハンセンの入場のごとくボクとご夫婦の3人で突っ走ります。会場の作り上、ちがう入口から入ってきた方々に数メートル差で遅れてしましたが、3人とも整理券は最前列をゲットできました。
うぉぉぉぉ~!!
しかし、まだ9時・・・これから19時までの10時間を過ごさなければなりません。まあせっかく来たんだ。イオンは長時間楽しめるとこだし、じっくり行きましょう。
ではプロレス展レポートと参りましょう。全景はこんな感じです。
見事な佇まいですね(画像クリックで大きくなります)
中は渋谷、札幌でも展示されていました馬場さん所縁の品々が並びます。が、渋谷は一室で行われていたのに対し、今回はまったくもってオープンな作りです。360度どこからでも入れ、どこからでも展示物を見ることができます。貴重品がこんなに身近に見れるとは贅沢極まりないです。すごいですね~。
こんな風に通路からひょいと目に入ります(画像クリックすると大きくなります)
展示品には、あのガウンもありました。そして馬場さんのシューズもあります。
シューズにすらオーラがあるなぁ
トロフィーもあります。前回、興奮しすぎて撮り忘れちゃったワールドリーグ戦のトロフィーがあり歓喜。また見れるとは思わなかったのでホントうれしかったです。
何気にこれがふたつ並んでいるのもレアですね
馬場さんの私物もた~くさ~ん。
プッシュアップ台、欲しいなぁ
そしてベルトです。
いいなぁ~
やっぱりここに差し掛かると足が止まり、長時間いちゃいますね。また見れるとはうれしいです。しかし、ああ~一度でいいから手に持ってみたいなぁ・・・いや肩に下げたいな、いや腰に巻いてみたい・・・あああ・・・
続いては大会ポスターです。これですね、ちょっと見てみてどうですか?
何か気づきました?そう、ポスターの会場名が埼玉で行われたものなんですよ。渋谷のときは蔵前とか日大講堂とかだったんですね。で、今年の北海道のは札幌中島のですね、北海道での大会ポスターで、今回は埼玉なんで埼玉県の大会ポスターなんですよね。
ポスターをイベント開催地に合わせる・・・いやぁ~これはポスター自体が貴重品なんで、やろうと思ってもなかなかできませんよ。主催の配慮と努力、そして真心を感じます。感動しました。素晴らしいものをありがとうございました。蛇足になりますが、機会があればぜひ茨城県でもお願いします。
さて、ポスターと並び写真パネルの展示もいろいろなものがありました。そんな中、ボクが一番ツボに入ったのがこれでした。
見事な16文です
これは
とのことでしたが、このパネルで気になったのは馬場さんでなく、実はこのレフリーだったんです。
!?
当時のアメリカマットに日本人のレフリー?しかも見たこともない人物です。これは一体・・・!?
実はこのレフリーは日系二世のウォーリー堤という方で、全日本プロレス旗揚げの際にレフリーとして参加した方なんだそうです。これまでミック博士のサイトでしか見たことがなかった人物でしたので(ミック博士の昭和のプロレス研究室より ウォーリー堤)これは貴重な一枚となりました。
この他にも上腕と握力を測定しレジェンド・レスラーの記録を超えれば景品がもらえる「親父の腕自慢測定」や・・・
小橋の上腕54センチ、エリックの握力130キロを超えれば景品ゲットです(って、こ、超えられるかよぉ!?)
日替わりでレスラーの入場テーマがかかり、入場ができる「入場シーンを体験!」も
ゲートのうしろにボタンがあり、押すと日替わりでレスラーの入場テーマがかかり入場ができます。この日はもちろんハンセンのテーマ、サンライズでした
レッドカーペットを行けばリングがあり、リングインできます
これは見てた感じ、若い世代のご家族なんかが小さいお子さんにやらせて画像撮ったりして、一緒に楽しんでたのが多かったですね。
と、このようなプロレス展でしたが、実のところボクが最も印象的だったのは、このプロレス展があることも知らない普通に買い物に来たお客さんの反応、でした。
若くてお子さま連れのそれは、まず馬場さんの等身大フィギュアに足を止めます。本当にこんな大きい人がいたの?すごい!!と驚きながらも喜んで、たくさんの人が楽しそうにフィギュアと記念撮影していくんです。そして会場を見て帰るんですね。
そして年配の方です。もう定年されたご夫婦や、ひとりで買い物に来た方、孫をつれてきた方。いろいろいらっしゃるんですが、とにかく必ず足を止めます。そして懐かしそうに「あ~馬場かぁ~」「いやぁ~懐かしいなぁ」と、とてもにこやかに見ていくんですよ。これがね~すごくよかったですね~。
会場では馬場さんの試合も見ることができますが、日中は特に年配の方がたくさんいました
ある方は、展示してある昔の大会ポスターを見て係員に何か質問をしていましたが、係員さんも昔のことなのでわからなく、近くにいたボクが思わず反応してお話聞いてしまったのですが、この方はポスターのあるレスラーを指差し「昔よく見ててね、顔を覚えてるんだけど今どうしてるかわかるかな?」と・・・聞けば72歳というこの方は近所に住んでおり、現在はプロレスファンではないのですが買い物に来てみたら展示物があり、懐かしく見ていたということでした。そこから話題は街頭テレビを見に行った話となり、日本プロレスの話、友達と自転車乗り合わせ遠くまでプロレス観戦に行った話なども教えてくれました。とにかく、話すときのそのうれしそうな顔が素敵すぎて、こちらもうれしくなってきました。
現在、プロレス人気は相当回復してきていますし知名度も上がっています。でも、それでもまだ知らない人も大勢います。そんな中での、このプロレス展での人々の反応・・・なんて素晴らしいんだと心から思いました。
プロレスに縁のない人から、もう忘れていたプロレスファンまで・・・惹きつけ、呼び覚ます。馬場さんの力を感じました。
さあ後半、その2はいよいよハンセン登場です。