さあ!!というわけでG1クライマックス決勝戦、行ってまいりましたよー!!
今回は行きなれた水道橋とはちがう、あまりにもなじみのない埼玉は西武ドームへ。19歳の時に一緒に行くはずだった女の子に、ごめ~んバイトになっちゃって・・・と前日になってドタキャンをくらい、ひとりで行った渡辺美里の西武球場でのライブ以来、実に22年ぶりの出陣となりました(って、このくだりは無用か!?)
しかしながら当日は日本へ猛威を振るった台風11号の影響で大荒れ。ボクは車で行ったのですが、高速を降り埼玉に入った途端・・・
な・・・
ちょっとわかりずらいかもしれませんが、道路がどこも冠水していて恐ろしいことになっていました。正直今日はたどり着けないんじゃないのかな・・・そんな不安も過ります。だがチケットを買ったからには行くのがプロレスファン!!怒涛のごとくアクセルを踏み込んで上がる水しぶきを見れば、気分はまるでモヒカンのローバート・デ・ニーロのようさ♪
と、そんなこんなでようやくたどり着きます。
来たよ~
おおお、ここが西武ドームかぁ・・・
西武ドーム、入口はボクらが立っているこの後ろのところ、ひとつだけなんですね。ここから入り、一塁側、三塁側と左右に分かれ進んでいき、さらにそこからスタンド席の方はスタンド、アリーナ席の方はスタンドの通路を下って行ってアリーナに行く、という感じなんですね。東京ドームのようにゲートが何個もあって、スタンド、アリーナと完全に別れているのではないので、これはわかりやすくてスムーズです。
構造は、球場に屋根がついたような・・・と聞いていて大変暑いと伺っていましたが、まさにそんな感じで、これは暑いですね。当日は台風の影響でカンカン照りではなかったですが、天気よければこれは相当暑いですよ。この日は風も相当ありましたが、アリーナの方は風、入んないんですよ・・・でもスタンドの後ろの方は雨、風、ガンガンです。ここは本当に独特ですね・・・
さて!西武ドームの構造の話はこの辺にして・・・この日はここにコメントをくれます、そして自身もブログ
をやっておりますアステカイザーさんも観戦するということで、お会いすることになりました。
ザ・昭和
いつも言っていますが・・・40過ぎの男達が初対面で覆面して記念写真撮れるのはプロレスファンだけですよ。しかもすぐ打ち解けて話も弾んで・・・素晴らしい!!
それともうひとつ。この日はこのアステカイザーさんがブログで交流がある、こちらも自身でブログ
をしていますサクマシンさんの・・・いやぁ実は、このサクマシンさん一派のマスク軍団が数人いるそうなのですが、当日の観戦前に集結するらしく?ボクはそこにアステカイザーさんにマネージャー若松に連れられ登場したストロング・マシーンになる寸前の平田のように突然登場し、ちょっと驚かせようという話になり、じゃービビらせてやりましょうぜ!!と、ボクはスーパースターのコスチュームも用意してきたのですが・・・息子が早々にバテてしまい早く会場入りしてしまったせいと、やはりこの台風の影響でマスク軍団のみなさんの集結に遅れが出たということで残念ながらボクの乱入は実現できませんでした。
しかしせめて・・・ということで、アステカイザーさんのお気づき使いのおかげでサクマシンさんとはお会いしました。
なんかすごい・・・
年代はちがいますが、サクマシンさんのファン魂、情熱っていうんですかね。とてもアツい方でした。今度お会いするときはゼヒ、戦いましょう!!
さて、会場です。席に着くと速攻、ボクの目にあるレスラーが止まりました。
世界の荒鷲
いやぁ・・・感動ですね。でも、周囲の人、誰も気がつかないんですよ。時代の流れなんですかね・・・
さて、試合です。すべて振り返るのは大変なので印象に残ったものだけ・・・
第7試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
石井智宏vsカール・アンダーソン
これは、ダメですね・・・まったくダメ!!好きな人には申し訳ないですが、最低の試合です。なんですかこの外人は?プロレスがヘタすぎですよ。しょっぱなから鼻にヒジ入れてしまうし、石井がやった雪崩式ブレーンバスターの受けも、なんですかあれは?プロの受けとは思えないですよ。技を受ければダメージにはなりますけど、でも飛ぶときは飛んでしまわないとかえって危ないですよ!!
今の外人レスラー、全般に言えると思うんですが、技と技の間が、ちょっとヘタですよね・・・せっかく日本人にはない、恵まれた体を持っているんだからもう少し頑張って欲しいです!!
ついでと言ってはなんですが、以前もここで書きましたが・・・これはこの外人だけというわけではないですが、エルボーの応酬が多すぎる気がしますね。でも、ファンはエルボー打つたび声出して、盛り上がるんですよね・・・なのでこれはもう、どうしようもないのかな?
あと・・・今回はリーグ戦、北海道の開幕戦からすべてテレビで視聴しましたが、どの試合もどの選手も、みんな攻めのテンポが同じになってしまっているのが気になりました。ロープに走る、技、相手が交わして、ロープに走る、技、また交わす、技、当たる・・・が、あまりにも多すぎる。その動きはいいんですけど、みんなでやってしまうのはどうなのかな?独特の技や動きというのは個々の個性がある中で、さらに個性を出すからいいんじゃないのかなぁ?と・・・ボクは思うんですけどね・・・
第9試合 スペシャルシングルマッチ 無制限1本勝負
棚橋弘至vsAJスタイルズ
これ試合、よかったですね~。流れもよかったし、試合の上では、このふたりは相性がいいのかもしれませんね。技はAJのドロップキック、よかったですね!!さすが顔がちょっとリック・マーテルに似ているだけのことはありますね。
とまぁ・・・試合は本当によかったのですが、試合後のあれはなんなんですか?あそこだけコントじゃないですか!!それにしても・・・今の新日本にあのくだりは必要ないんじゃないのかなぁ?しかしジェフ・ジャレットかぁ・・・ワールド・クラスのひよっこが、出世したもんだ・・・
第10試合「G1 CLIMAX 24」優勝決定戦 無制限1本勝負
オカダ・カズチカvs中邑真輔
メイン、これはよかったですね~。見ていて自分の体がひとりでに動いた試合って、本当に久しぶりでした。会場の一体感もボルテージも素晴らしかった・・・
決勝戦は誰一人、リングから目を離さなかった
プロレスの新しい時代の幕開けを感じました。
さて、総評というわけではないのですが、この日を通して、全体の感想を言わせてもらうと本当にいい、素晴らしいの一言でした。1月のドームとちがって空席はありましたが、これは台風で来れなかった人がいたからだったと思います。逆に言えばこの台風の中、これだけの人が来たことを思えば、すごいことだと思います。
その客層も、ヤロウ達はもちろん、女性同士で来る方たち、女性ひとりだけで来る方、家族連れ、カップル。なぜか息子に突然新日本のポスターをくれた高齢の方や、外人同士数人で見に来てるのに、夢中で日本人を応援している人たちも見かけました。ボクの隣の隣に座っていた家族連れでは、2歳くらいの男の子が新日本のライオン・シャツを着て棚橋の指を真似て見せてくれて、そして応援していました。みんな、プロレスを見に来たんだな~・・・それはうれしいことでした。
試合前に会えたアステカイザーさんやサクマシンさん、マスク姿で立っていたボクに手を振ってくれた人。そして多くのファンたち・・・また同じ時間を共有しましょう!!