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Channel: 団塊Jrのプロレスファン列伝
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ゴングを見てみよう

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どうも!!流星仮面二世です!!


実はボクの幼馴染が息子の三世にいつも週プロをくれるんです。それを三世は目をキラキラさせながら大喜びで読んでいるのですが・・・昔プロレスの本を読んでいると、母親がボクに向かって好きだなぁ~とよく言っていたのですが、ああ、こういう構図を母親は見ていたんだな~と、しみじみ思う今日この頃になりました。


どれ、今どきのプロレス雑誌とやらはどうなんだい?お父さんにも読ませてごらん♪と一冊手に取ってみましたが・・・ダメだぁ~新日くらいはわかるけど、あとは知らないことばっかりなので正直さっぱりおもしろくない・・・


こうして一冊目で挫折していると、じゃぁこれならお父さん知ってるでしょ!!と息子が教えてくれたのはダイナマイト・キッドの特集が載っているやつ。これはよかったなぁ~。やっぱりこちらの水がボクには合うようだ。


さて、そんな今どきの週プロですが・・・なんですか?聞けばかつてはライバル関係にあった雑誌のゴングが、たまに出ているそうじゃないですか。この1月23日に1号?が出たんだとか?


週プロ同様、ボクは読むのはおろか姿すらまだ見ていないんですが、内容などはどうなんですかね?


ま、とにかくゴングが出ているということで、今回は週刊ゴングの創刊号を特集してみようと思いますよ。


いってみましょう!!




これがリアル1号だ


おおとこれは!!表紙からセンセーショナルですね!!表紙をめくるとどうでしょうかね。



そ~かぁ


トップはこれ。週刊ゴングはこの記事から始まったんですね。あの失神事件から一年・・・ときは第二回IWGPの開幕直前ということで、各・参加者の紹介が特集されていました。



藤波も


特に猪木戦に闘志を燃やしていた藤波はIWGPに向けてのトレーニングの模様や、グローブを付けてダミーにパンチを叩き込む珍しい姿が取材され掲載されていました。おれたちのIWGP、おれたちの飛龍革命・・・第一回には出場できなかった藤波のIWGPの歴史は第二回から始まったんですね。




長州も


IWGP開幕の約一か月前に正規軍vs維新軍の5対5勝ち抜き戦で猪木に敗れた長州も猪木戦にただならぬ闘志を燃やしていました。大会ではアンドレをボディ・スラムで投げきったのも印象的でしたが・・・しかし決勝で、まさかあんなことがあるとは、このときは誰も想像できませんでしたよねぇ・・・



第一回優勝者


第一回を制し当時はWWFヘビー級の王者でもあったハルク・ホーガンはシードとして参加。記事ではセントルイスでドル箱カードであった(今このドル箱カードって言葉も使わなくなりましたね)ビッグ・ジョン・スタッドとの試合を伝えていました。当時はまだWWFの全米侵攻は行われていなかったからNWA地区のセントルイスでも試合があったんですね。



人間山脈も登場


前大会では猪木、ホーガンに次ぐ成績でリーグ戦を終了したアンドレ。ボストン、フィラデルフィア、アラバマ、フロリダと各地を転戦し日本へと紹介されています。この頃はコンディションもよさそうだったなぁ・・・



スーパー・バイオレンス・コンビ


第二回にはマードック、アドニスも参戦でしたね。豪華メンバーだなぁ。そういえばアドニスはアンドレとの初対決もこのとき実現していますね。ちなみにボクのスマホの着信音はマードックのテキサス・ファイトです。



維新軍のドンも参戦


日本人ですがAWA圏から参加となっていたのはマサ斉藤。その活躍ぶりは出場資格は十分。貴重な長州との一騎打ちもこの大会で実現しましたね。



そして!!


この第二回には我が父マスクド・スーパースターも参加しました。実はIWGPの前のシリーズにも参加していたマスクドは代役として急きょの参加だったので二連続シリーズ出場となっていたんですね。で、誰の代役だったのかというとこれがビックリ、なんとリック・マーテルだったんですね。マーテルはこの時期、AWA世界王座への挑戦が決まっていたのでスケジュールが付かず参加しなかったようなんですね。いやぁ~もし参加してたら藤波あたりといい勝負しただろうなぁ。



ジャンボ


続いてはジャンボのAWA王者としての全米サーキットが掲載されていました。これがサーキット第一戦目のニックとの試合で速報だったようです。それにしても、以前も書きましたが・・・力道山も馬場さんもできなかった日本人が世界王者としての全米サーキット・・・これはすごいですよね。



シリーズです


モノクロ記事に参ります。ザ・ふぉと・すくらんぶる・・・いろいろな出来事を小さくして伝えるものでしたね。覚えている方もいらっしゃると思います。第一発目はなんと闘魂ギャルの猪木ゆかりが登場していました。この日は日比谷の野外音楽堂で行われたファンの集いで行われた皇居一周マラソンに参加し、女性部門で3位となる大健闘を見せたそうです。


猪木ゆかり・・・知ってます?


終了後は応援に駆け付けた荒川、高田、山田、佐野、畑、ケロちゃんらに祝福を受けました。ゆかりさん、今は何してるのかなぁ?



誰だかわかりますか?


ザ・ふぉと・すくらんぶるよりもうひとつ。新日本プロレスに入門した新弟子の特集が小さく載っていたのでご紹介しておきます。橋本、武藤、神崎、野上、蝶野、船木・・・みんなお若いですねぇ。



UWFの名も・・・


UWFという名が登場した間際ということで、関連記事も載っていました。この時すでに前田はMSGで試合を行ってUWFと名の入ったWWFインターヘビー王者になっています。当時はなんのことだかわからなかったのですが、今日にまでつながるUWFというものの、何かが始まっていたときだったんですね。



国内での防衛戦


カラーでは海外での第一戦でしたが、モノクロでは国内でのAWA防衛戦を紹介しています。グレッグ・ガニア、ジム・ブランゼルというAWAのメイン選手と防衛戦を行い、防衛しています。試合には敗れましたがジム・ブランゼルですよ!!後にも先にも、この人ほど素晴らしいドロップキック打った人間はいませんね!!



なんと


このときはケリー・フォン・エリックも来日していてドリーと組んでガニア、ブランゼルのハイ・フライヤーズですね。なつかしいですね。と、対戦しています。AWAの看板タッグ・チームとエリック王国、そしてドリーという珍しい顔合わせですが、このときアクシデントで(確かシューズが壊れたか、届かなかったか)ケリーがケビンなみに素足でファイトしたのが印象的でした。いつも膝下までのリングシューズだったケリーだったので妙に新鮮だったので、これはリアルでテレビで見てて覚えていますね~。


PWFタッグ争奪戦


このシリーズでは新設されたPWFのタッグ王者を決めるリーグ戦が行われていました。優勝はハンセン・ブロディ。この合体パイルドライバーで馬場さんの連続出場記録をストップさせたのは衝撃的でしたよね。今見るとまさに真っ逆さま・・・のちにドリーもこの技で失神・・・餌食になっています。すごいなぁ・・・



新世代


そんな日本での激しいシリーズの裏で、海外では新しい力が頭角を現しつつありました。早くからロード・ウォリアーズを紹介していたゴングでは週刊化一号から登場しています。まだナショナル・タッグ王者だったウォリアーズ、新鮮ですね。


行きつけのお店を紹介します


ページ終盤ではなつかしのマイ・グルメ固めも。最初はドリーがステーキを紹介していました。この頃はスーパーでも牛肉なんてそんな売っていなかったし高かったので、こういうのを毎日食べているレスラーって(当時外人レスラーは毎日ステーキを食べるものだと思っていた)すごいんだな!!いつかおれもスパゲティとコーラじゃなくて、ドリーのように血の滴るステーキを極上ワインでいただくんだ!!と思っていました。ちなみに血の滴るステーキと極上ワインには未だありついておりません・・・



ゴング・シスターズ


最後のページは、まだタッチの南ちゃんの声をやる前だった頃の日高のり子がグッズを紹介したり、レスラーと大食いしたりと、プロレス関連のことにいろいろ挑戦するというなんでもアタックというのが掲載されていました。とにかく、いろんなことは言いません・・・



ひたすらかわいい・・・


こんな顔してて声が南ちゃんて最強じゃないすか・・・ちょっと調べたら、今52歳らしいのですが、当時とあんまり変わらないんですよね。さらに最強ですね・・・いいなぁ・・・


ということで、みなさん当時のいろんなことを思い出されたのではないかと思います。プロレスは世につれ、世はプロレスにつれ・・・今の復活ゴングも、何十年後かにこうして振り返る人がいて、記事を見て懐かしく思えるような、そんなプロレスが続いていけばいいですね。


週刊ゴング創刊号特集でした。




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