どーもみなさま!!あけましておめでとうございます!!
なかなかブログ更新できない状態ですが、本年は少しでもできるようやっていきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします!!
さ、というわけで!!昨日、幼馴染に誘われましてアントニオ猪木の引退試合以来、実に15年ぶりの新日本プロレスの東京ドーム大会に行ってまいりました。
なんと今回は流星仮面二世の息子、流星仮面三世もプロレス観戦デビューにして東京ドーム初見参です。
ご紹介いたします。
いやー・・・日本はなんて平和なんでしょう・・・
さて、試合です。
幼馴染のお誘いでのプロレス観戦となりましたが、実のところボクが知らないレスラーがほとんどです。ということで、昭和の堅物プロレスファンとして試合を振り返ってみたいと思います。
第1試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合4WAYマッチ 60分1本勝負
マット・ジャクソン、ニック・ジャクソン(王者)vsKUSHIDA、アレックス・シェリーvsロッキー・ロメロ、アレックス・コズロフvsTAKAみちのく、タイチ
これは4チームが同時にタッグマッチを戦い、最初に勝利したチームが勝ち、というものだそうです。ボクはTAKAみちのく以外は初めて見るレスラーです。入場が派手で驚きましたが、試合の方は正直、申し訳ないですがおもしろいとは感じませんでした。なんかプロレスのシステム感があからさまなんですよね。でもオープニングのエキシビジョン的なものと考えればおもしろいのかもしれないですね。
第2試合 IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負
ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.(王者)vsカール・アンダーソン、ドク・ギャローズ
これも全員わかりません・・・が、懐かしの名前があるではないですか。と思ったらデイビーボーイ・スミスにはぜんぜん似ていませんでした。試合は、ボク的にはなんだか昔の全日本の、外人同士のタッグマッチを見ているようで、それはそれでよかったですね。でも今のファンには物足りないのかもしれませんが・・・
第3試合 NWA世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
ロブ・コンウェイ(王者)vs小島 聡
NWA?と聞いて戸惑っていましたが、なんと特別立会人としてハリー・レイスがリングインしたときのボクのボルテージといったらありません!!現在70歳のレイスが杖を突きながらリングに上がり、試合前にベルトを受け取りますが・・・これに現NWAの会長みたいな人?が、何やらいちゃもんをつけ詰め寄ります。と、ここで!!レイスがこの現NWA会長みたいな人にパンチ一撃!!ボクがこの日一番盛り上がった場面でした。
しかしこのNWAはベルトはレイス・モデル。NWAのロゴマークも昔のと一緒でしたが・・・どういうNWAなんでしょうかね?もちろん昔あったNWAでないのは明らかですが・・・昔、小川直也が持っていたNWAと一緒!?なんですかね?
第4試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
永田裕志、桜庭和志vsダニエル・グレイシー、ホーレス・グレイシー
まさかグレイシー一族が新日本に出てくるとは・・・本当に驚きました。ついでに試合の方は最初はまったく予測がつきませんでした。UWFやリングス的な試合になるのか、プロレスとして弾けちゃうのか?ボク的には90年代にレッドブル軍団がきたときみたいな、あんな試合の緊張感を期待していましたが・・・結局最後まで予測不能でしたね。でも、グレイシーがタッチするとき、すごくパチーンって音がしていて・・・これが時代の変わった音色なんだなと、ボクはそう思いましたね。
第5試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
矢野 通、グレート・ムタvs鈴木みのる、シェルトン・X・ベンジャミン
息子が武藤好きで、最近よくモノマネをします。そんなこともあり、武藤が見たかったなぁ~と・・・いやいや、ムタはめったに見れないんだよぉ~とお話。そのかいあって毒霧にはおどろいていたようでしたが、やっぱり武藤がよかったみたいです。
第6試合 キング・オブ・デストロイヤーマッチ 時間無制限1本勝負
真壁刀義vsバッドラック・ファレ
これはピンフォール、場外カウント決着なしで、KO、TKO、ギブアップのみで勝敗が決まるというもの。
試合では真鍋がこの外人に仕掛けた、エプロンから場外の机へのパワーボムの落ち方がホントにやばい角度でかなりあせりましたね・・・事故が起きてしまった!!と、本気で思いました。しかしながら他のところはちょっと・・・と思う点がありました。この選手、どちらもワルなわけじゃないですか?それにしてはキレイすぎるんじゃないかな・・・もう少しゴテゴテなケンカっぷりを出してもよかったんじゃないのかな?と思いましたねぇ。
第7試合 スペシャルシングルマッチ~後藤洋央紀復帰戦~30分1本勝負
後藤洋央紀vs柴田勝頼
これはいい試合でしたね。これでいいと思います。やっぱりね、技云々じゃないんですよ。遠慮なんかしないでやることなんですよ!!魂のぶつかり合いなんですよ!!柴田、たいしたもんですね!!いつまでもどんな選手相手にでも、このスタイルで行ってほしいですね!!それにしても牛殺し?ですか?初めて見ましたがすごい技ですね・・・あれ受ける方の背中に筋肉付いてなかったら結構やばい技ですよね。柴田ってホントすごいですねぇ・・・
第8試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
プリンス・デヴィット(王者)vs飯伏幸太
この飯伏という選手、すごいですね!!佐山、船木以来の人材ではないですかね?一見飛び技に目が行ってしまいますが、技に重心がのっていていいですね。小柄ですがパワーもあってすごいです。あとは先々、どうなっていくかですね。これだけの動きでどれくらい先までやれるのか・・・それがレスラー生活を左右すると思います。
第9試合 ダブルメーンI IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負
オカダ・カズチカvs内藤哲也
ボクはどちらの選手も知りませんでしたが、なぜか息子がオカダ選手好きで押すので一緒に応援することに。
いやー・・・驚きましたね。ボクは近年のプロレスは正直プレステのゲームみたいだと見下していました。でもこの試合、試合開始からの流れが非常に素晴らしく感心しました。はじめっから大技なんてことはなく、スタンドからグラウンド、中盤、クライマックスと流れが出来ていました。オカダ選手はドロップキックが得意ということで聞いていましたが、その素晴らしいフォームや威力の他、見せ方、持って行き方が出来ているからなんだと感心しました。ラリアートなんか使ってくれるな!!そのマネのできないドロップキックを極めてくれ!!
第10試合 ダブルメーンII IWGPインターコンチネンタル選手権試合 60分1本勝負
中邑真輔(王者)vs棚橋弘至
まず特別立会人のスタン・ハンセン!!会場にサンライズのテーマがかかると身の毛がよだちます!!やっぱりオーラがちがうなぁ・・・ハンセン見れるなんてサイコー!!
試合は、ブシロードのCMにも出ていたこともあり、息子がなぜかダイゴと呼び親しむ棚橋を応援です。やっぱりどう見てもベビーフェイスな棚橋は小さい子にも人気大ですね。一方、中邑はちびっこファンにはちょっと顔がこわいところが・・・その辺からか、受けいれられないとこがあるみたいですね、なはは・・・それにしても、中邑入場からやけにくねくねしてましたね。一緒に行った人たちとも話していたのですが、あんなに以前からくねくねしていたかな?
試合は、よかったですね。この試合もやっぱり流れが出来ていて、ファイナルボルテージへの持って行き方が素晴らしかったです。会場の一体感、極まりましたねぇ~。
総評をしますと、よかったと思いますね。ボクが語るより、あのドームの観客数が物語ると思います。解放していない席もありましたが、解放している席には空席はありませんでした。数年の後、必ず全席超満員になると思いました。
そして、その観客席からレスラーへと繋がるあのファンの一体感です。技への反応、選手への感情、素晴らしかったですね!!みんなが一体になっていました。まちがいなくこれからの新日本は、かつてのように戻っていくと思いました。
あと、素晴らしいと思ったのは、メインの試合以外、一切マイクパフォーマンスがなかったことですね。これはよかったと思います。どっかの団体では第一試合からやるとこもあるようですが、今の新日本ならもうマイクなんていりませんね。内容で勝負できると思います。
ちょっと納得できなかったところは、技ですね。まずエルボー、使いすぎですね。それでも以前よりは減ったと思いますが、猫も杓子もすぐエルボーってのは何にも伝わらないと思いますねぇ・・・同様に、ラリアートも使いすぎに感じました。あと、リング中央か、コーナーに相手がいて、自ら走ってって攻撃、というパターン・・・全試合で見れます。走ってったわりにはあまりたいした攻撃をしていない、またはひと試合でこの攻撃を何度も繰り出す。これは飽きられますよ。とにかく、何回もやるのはダメですよね。あとはトラースキック?田尻の影響なんでしょうが・・・みんなキックしながら足を手でパーンと叩いてやっている。いいのかいそれで?
さらに言いたいこと・・・ヒールのレスラー、チームがいますが、申し訳ないですが中途半端ですね。ヒールだけど、どこかかっこいいヒールとしてやっている感がある。これは他団体の選手にも言えることですが、ヒールならもっとゴテゴテにやらなくちゃダメですよ!!ファンにも本気で嫌われるような、こわがられるようなことしなきゃダメですね。なんて思いましたね。
と、いろいろ言ってしまいましたが、楽しかったです。また行こうと思います。蘇れ新日本!!蘇れプロレス!!
では本年もよろしく!!