どうも!!流星仮面二世です!!
今日はですね、あれですよ。いつもプロレスのことばっかり書いてるんで、たまにはちがうことをと思いまして・・・と言ってもこれもマニアックかな・・・すいません。
先月末、家族で旅行に行ったんですよ。毎年、夏休みに行くんですが、今年は群馬県の草津に行ってきたんですね。
草津。草津といえばグレート草津。いや・・・草津といえばですね、ボク的にはまず水がうまい!!ですよ。普通に蛇口ひねって出てくる水も冷たくてとにかくおいしいんですよね。で、あと温泉ですね。これもたまんないですね~。形こそ大浴場だが、しょせんはボイラー・・・そんな場所は多いですが、やっぱり本物の味わいを感じたい。ああ今ボクは温泉にいる・・・と心から思える。そんな場所ですよねぇ~。
で!!まあ旅行としては普通に旅行なんですが、今回お話したいのはその近くにあるあれ!!あれですよ~。榛名山ですよ~。草津に行く前にここを通過させていただきたいと、ちょっと家族にお願いして、榛名山のあの峠を通らせていただいたんですよ。とくれば勘のいい人はもうおわかりですね。そう今日は頭文字Dのお話です。
頭文字D、イニシャルDですね。これは週刊ヤングマガジンにて95年から2013年まで連載されていた走り屋達の漫画なんですね。単に車の話だけでなく少年から大人になる時期や人間性、ドラマもすごくよく描かれていて・・・とにかく大好きな漫画です。まあ頭文字D、詳しくは読んでいただいたりネットで見ていただくとして・・・(頭文字(イニシャル)D )
で、ですね。この漫画の舞台がこの榛名山なんですよ。遥かなる思い、榛名山・・・そうです、ここに至る話は2007年に遡ります。
2007年、当時ボクはアメーバでないとこでブログをやっておりました。そのときに、この頭文字Dの茨城のつくば編というのを特集してやったときがあるんですが、これがですねぇ~漫画と同じシーン、背景ですね。それを紹介しましてですね、人気のないブログだったんですが当時抜きに出たかなりの反響をいただいたんですよね。
まずはそちらをちょっと見てみましょう。
え~頭文字Dの茨城編で登場した峠は地元では朝日峠と呼ばれているところでして、茨城県の土浦市、旧・新治村(にいはりむら)の小野という集落より登りますと筑波山方面へ向かえる峠なんですね。ここははなにをかくそうボクの実家から車でわずか1、2分程の距離というところなんです。
ぞくに筑波から連なるこの山は“竜王峰”と言われ、ボクの地元、旧・新治郡新治村側から上がる峠道を
『パープルライン』
現在、茨城県石岡市、旧・新治郡八郷町側から上がる方を
『フルーツライン』
そして上から筑波山に向かう方を
『朝日峠・表筑波スカイライン』
と言っていました。
が、実はこれは地元の通称であって・・・本来はこの3つ峠道を全部ひっくるめた名称が
『パープルライン』
という、らしいのです。でもボクは幼少より聞かされていた呼びなれた上の3つの呼び方でいいんじゃないのかな?と思いますけどね。ただ、間違いない事実としてわかっていることは、パープルラインは八神純子のパープルタウンとは無関係という点です。素晴らしい朝に、ふぅーふっ・ふー♪
では地元ならではの視点で撮影した漫画と同じのマニアックな画をお楽しみください。今回の画像はクリックですべて大きくなりますよ~。
まずは拓海がパープルシャドウの“ゴッドアーム”城島俊也とのダウンヒルバトルのスタートに登場した
「朝日峠・フルーツライン・パープルラインの分岐点」
です。
ここは土浦市小野側より登れば、初めて行った人でも見つけることができる場所だと思います。
というか、ここからスタートしたということはフルーツラインでダウンヒルしたということになるんですねぇ・・・あそこを拓海が走ったのかぁ~。これは興味深いなぁ。
続いて茨城のチームのパープルシャドウと高橋涼介率いるチーム、プロジェクトDがバトル中に待機していたり、車の準備をしていたところです。
単行本をよく読むと茨城編では結構出てくる場所です。ここは正式には朝日峠展望公園というところになります。この三角屋根の建物はこの公園のトイレになっており、そのトイレの前を通過して小高い丘をゼエゼエ言いながら登っていくと、天気のいい日には新宿副都心や富士山も拝める天然の展望台が広がります。でも駐車場でも十分いい景色は楽しめますよ。
しかし、ここの駐車場は夕方になると入り口が閉まってしまうので漫画のように夜ここで待機したり車の準備したりするのは実際は不可能です。昔は入れたんですけどね。皮肉なことに走り屋、のような人たちがいっぱい来るようになり夜は閉鎖になってしまったんですよ。夜景がすごくキレイな場所でよかったんですけどねぇ~。
でー!!茨城編最後。今までのはですね、地元ってこともあって漫画の画と実際の場所がわりとすぐ一致したんですが、この二つが探すのがとにかく大変でした。ご覧ください。
まず上の山の方。これがですね、どこから撮影したのか地元のボクもわかりませんでしたねぇ・・・いやぁ、山はですね、ちがうところから見てもだいたいこう見えるんですよ。問題はこの手前の民家ですよ。これがまぁー見つからない。
山から下りてきてそんなに遠くから撮ったんでないだろうなーと思って、下ってすぐに思い当たるフシの場所から山を眺めて、挙動不審に右往左往と15分・・・お!!二軒の屋根に電柱!このときは冬で木こそ茂っていませんでしたが、ここにまちがいないな~と喜びながら撮影しました。
しかし我に返って周囲を見ると、こ、ここはボクの幼馴染の流星仮面2号の家の近所じゃねぇか。まったく世の中てのは・・・
下の道路の画像は先ほど紹介した朝日峠展望公園の駐車場を出て初めのカーブになります。画と画像が多少ちがいますが、ボクは道路の左側から撮影したからなんですね。漫画は右側からなんです。ボクも右側から撮影したかったのですが、当時は昼でも交通量があって常時跳ねられそうな勢いだったのでこの角度からとなってしまいました。
とまぁ、こんな形でしたねぇ。現在はこの峠の麓に朝日トンネル というトンネルが完成し、この峠の利用者も激減してしまいました。
ボクが小さい頃はバイクも通行可だったのでツーリングに走りににぎわっていました。やがて事故多発ということでバイクが禁止になり、車がこの峠の主役になって、金曜、土曜の夜は車でごった返していましたね。昼間は仕事に利用され、夜は快楽に、大勢の人が往来していた峠道でした。今は走り屋事情はわかりませんが、紅葉や夜景、あとは中腹にある岩盤浴場に行く人とハングライダーやってる方が利用しているようです。
で、まあ画像を撮影した当時はですね、いつか榛名山、原作では秋名山ですが、そっちも見てみたいなぁと・・・こう思ったわけなんですよ。
で、今回、来たと・・・こういうわけなんですね。では群馬編、行ってみましょう!!
と、息巻いておりますが・・・実際は観光で家族もいたんで、正直あまり撮れてません・・・すいません。
まず初期によく出てきましたスタートラインのところの給水塔です。いやぁ~感激ですよ。ここから頭文字Dは始まったんですよねぇ~。
ところで始まったといえば・・・ボクがこの漫画読み始めた頃は連載の始まった95年。ボクは20代前半だったわけなんですけど、冷静に考えると今は20年が経過しているんですね。拓海がバイトしていたガソリンスタンドのオーナーの立花佑一と、同い年なんだよなぁ。
いいオーナーなんです
こういう瞬間にトシ取った感がにじみ出ますね。なはは・・・
次、続いてもスタートラインですが、別アングルです。
これもスタート地点ですが、意外とこのアングルって原作の前半には出てそうで出てこないんですね。
それにしても、夏だからなんでしょうか?実際行ってみると給水塔、先の画像でもおわかりかと思うんですが、木が茂っていてホントに見えないんですよ。しかも漫画にある手前の建物が現在はないようで・・・一瞬、あんれぇーなくなってる!!なんて思ってアセリましたね。
で、発見して、間違いない!!って感極まって近くで見ようと接近しましたが、ここ・・・すんごいでかいアブがわんさかいるんですよ。ちがった意味で再びアセリました。本当に自分の知っているアブの大きさじゃないですね。しかも蜂みたいな模様なんですよ。
このときテンション上がって一緒に車から出て見ていた息子・三世もアブの猛攻に遭い車に退散。ひとり残ったボクはこいつらをマシンガン掌底で追い払いながら、やっとこ撮影となったわけです。
で、最後、魂の一撃はこれです!!
これは1巻で池谷先輩が事故ってしまうカーブです!!
今ネットで検索すると頭文字Dで実際に出てきたところの画像は結構出てくるんですが、これはないんですよー!!
なんでかというと、根本的に池谷先輩にスポットを当てるヤツがいないからなんですよ。みんな拓海だ高橋兄弟だってなるじゃないですか。それは仕方ないんですよ、仕方ないんですけど・・・でも、忘れちゃならないのは池谷先輩なんですよ!!
ドラテクは確かにないですけど面倒見もいいし優しいし・・・とにかくいい人なんですよ。だから好きなんですよ。なので最初の頃のシルエイティの真子ちゃんとの話のときなんかどれほど感情移入したことか・・・おれぁ~頭文字Dの登場人物では一番友達になりたいキャラですね。あーなりたいですね。
だからバトルのシーンで使われた場所そっちのけで探したんですようぉぉぉぉぉー!!
漫画なので確かに架空のお話なんですが・・・こうしていると、あの日あのときにこの山を舞台に、こうして物語があったんだと思えてきてしまいます。いいですねぇ・・・
さてスタートラインをあとにして榛名湖へ向かうと名物であるメロディーライン、こう道に溝があって、車で走るとタイヤとの干渉で音、静かな湖畔という曲が奏でられるんですね。ダイハツの軽自動車のCMでも使われてたそうで有名らしいです。ここを通過して山を下り榛名湖へ出ます(走行してたんで画像が撮れなかったんで興味のある人は探してみてね)
この湖畔にはおいしいうどん、そばやさんもあり、おみやげ屋さんもあってお休みの日にはにぎわうそうですが、そのおみやげ屋さんも注目です。
通常のお土産の他、頭文字Dのグッズがたくさん販売されています。メインなのは拓海の86に入っているキャラメルですね。真子のシルエイティはチョコクッキー、高橋涼介のFCは人気がある為入庫待ちで、啓介のFDは忘れました。
拓海の86は山を下りたおみやげ屋さんにも多少は置いてあるんですが拓海の86だけで、これほどの品揃えはありませんでしたね。やっぱり現地がアツいですよ。
でもってビックリしたのが、ボクが寄ったおみやげ屋さんのおばちゃんがメチャクチャ頭文字Dに詳しかったことですねぇ~。店先には峠道で登場人物の誰がどのシーンでどのセリフ言ったのかが書いてあるスクラップ・ブックも置いてありました。これおばちゃんが作ったのかな?と思うとさらに楽しめました。話も弾んでお茶もごちそうになっちゃいましたよ。おいしいお水で入れたお茶、うんまかったなぁ~。
翌日は嫁と娘は湯畑へ、ボクは息子と山頂の野池へ遊びに行きました。ここでひょっこり訪問を歓迎してくれたのは平野部にはいないこのカエル、カジカガエルでした。
カエルを想像させない、まるで小鳥のように美しい鳴き声が特徴のカジカガエル・・・古くから、夏の季語として和歌にも謳われ、人々の心を、和ませてきたカエルです(ナレーション:柳生博)
家族は温泉とお食事で大満足。ボクはちょっと家族旅行から外れてるとこありましたが大満足でした。本当に楽しかったなぁ~。また行きたいと思います。