どうも!流星仮面二世です。
季節は日に日に夏らしくなってまいりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回はですね、プロレスの都市伝説のようなお話をふたつやってみようと思いますよ~。
まずは、前回はミスターX氏によるタイガーマスク特集をお送りしましたが、タイガーマスク二世でこんなレスラーが出てきましたね。
頭に生きた鷹。そしてそれは凶器になり、相手のレスラーを攻撃するという・・・
獲物をついばむ鷹のくちばしの鋭さ、そして種類によっては100~150キロに達するという握力で上空から攻撃されたのではいくらレスラーでもひとたまりもありません。確かに現実にはありえない、劇画の中のお話ではありますが・・・でも、実際に鷹を使うレスラーが過去に存在していたとしたら、あなたはどう思うでしょうか?
実は80年代のメキシコに、実際にリングへ鷹を連れてくるレスラーがいたそうです。そのレスラーはアギラ・ソリタリアというマスクマンでした。
仮面の鷹師といわれたソリタリア
主人のピンチに鷹がリングに舞う!!こんなことが実際にあったとは・・・
こうしうて見ると、どうしても鷹が先行してしまいますが、ソリタリアはNWA世界ウェルター級、ナショナル・ウェルター級のタイトルも取っている実力者らしいのです。鷹は使えど、どうやらルードではなかったようです。と、曖昧なのは・・・ソリタリアは来日歴はもちろんなく、日本では雑誌などでも紹介されなかったため情報がほとんどなかったんですね。なのでその経歴は謎と言っていいのかもしれませんね。
しかし、こんなレスラーが存在していたとは世界は広いですねぇ・・・
さて、もうひとつ。ドラえもんが本当にいて、ひとつだけ、どんな道具でも貸してもらえるとしたら何を貸してもらう?なんて、小さい頃に友達と話した人もいると思います。
でも、ほんの、たとえばの話でも・・・こう言われると、なかなか真剣に考えてしまったりします。だって、空を飛んだり、瞬間的に移動できたり、過去と未来を行き来できたりする中で、どの道具がいい?って聞かれたら、それは我を忘れてしまいますよね。たとえ現実にはないことでも・・・
しかしながら、世の中には不思議な話があります。
タイムトラベラーという言葉は、みなさんもご存じだと思います。って、なんだ?また胡散臭いな。なんて言ってはいけないざますわよ。
確かに、人が時間を行き来できるなんてドラえもんでもいなきゃ・・・そう考えがちですが、実は世界でもこの手の話はよく報告されています。
もっとも有名なのは1928年のチャーリー・チャップリンの映画「サーカス」に映りこんでいる、歩きながら携帯電話のようなものを持ち話をする女性ではないでしょうか。
現在では当たり前の姿になった、携帯を耳にあて話しながら歩くという動作。しかしこの動作と思われる姿が、1928年のこの映画に映りこんでいるのです。
ボクも謎解きしようと何度も見たんですが・・・そりゃ~単に耳に何かを当てていたっていうなら鶴田浩二だってやってたさ。でも、あの状態で口も話しているように動いているのがチラリと見えるのだから、引き込まれてしまいます。
しかしながら不思議です。たとえばあの姿が「携帯を耳に当て話しながら歩く以外」だと、他にどんな動作が当てはまるか?考えても未だ思いつきませんのです。あれは一体なんだったんだろう?あ~なんて不思議なんだろう・・・(興味のある人は動画探して見てみてね)
さて、そんなタイムトラベラー。もしプロレス界にいたとしたら・・・?
といっても、あの腕にマジックで時計書いてくるジュニアの人じゃないですよ。まずは画像を見ていただきましょう。
見るからにパワーファイターなレスラーです。しかもこのコスチュームとこの特徴のあるヒゲのレスラーといえば?
もしかするとこのレスラーは、マイケル・エルガン!?
そう思った方もいたのではないでしょうか?しかしこの画像、実は75年11月のMSGのリング上のものと言ったら・・・?
ということは、ま、まさか!?エルガンはタイムトラベラーだったのか!?
しかもブルーノ・サンマルチノと金網までやってるじゃないすか・・・
なんて、白々しいですな・・・ベテランファンはもうピンときているでしょう。そう、このレスラー、実はかつてロシアの怪豪といわれたイワン・コロフです。
イワン・コロフは1960年代末期から80年代にかけて活躍した名レスラー。特に70年代は得意のカナディアン・バックブリーカー他、怪力殺法で暴れ、当時不動の王者だったブルーノ・サンマルチノを破り第3代WWWF世界ヘビー級王者にも輝いた実績を持ちます。また69年には日本プロレスで馬場さんの持つインターナショナル選手権へ挑戦。73年には国際プロレスに来日し、マッド・ドッグ・パジョンと組んでストロング小林、グレート草津組の持つIWA世界タッグ選手権へ挑戦。タイトルを奪取します。
IWA世界タッグ奪取の会場は、茨城のプロレスの聖地・土浦スポーツセンターでした!!
75年12月には新日本へ参戦し猪木のNWFタイトルへも挑戦するなど、日本でもおおいに活躍しました。海外ではNWA、AWA、WWFで、日本では日本、全日本、新日本、国際と当時の日本のメジャー団体すべてに参戦した過去を持つ数少ないレスラーでもあります。
ボクの世代だと80年後半にザ・ラシアンズとして活躍したコロフが印象深いですね
ところが・・・70年代に出現したエルガン(?)なんと80年代の新日本にもタイムトラベルをしていたのです!!
これは・・・なかったことにしょう・・・
マイケル・エルガンとイワン・コロフは同じカナダ出身。身長も体重もほとんど変わらない上、体型までもそっくりなのはタイムトラベラーでないにしろ、やっぱり持って生まれた何かがあるとしか思えません。ちなみに上のデクノボウもカナダ出身でパワーだけはありましたね。
世の中には不思議なことがたくさんあります。もちろん、プロレス界にも・・・みなさんも、いろいろ探して見てはいかがでしょうかね?ただし、信じるか、信じないかはあなた次第です。では~。