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Channel: 団塊Jrのプロレスファン列伝
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それぞれの闘い

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どうも!!流星仮面二世です!!


 さあ、というわけで行ってまいりました


 戦国炎舞 -KIZNA- Presents KING OF PRO-WRESTLING 両国大会


 さっそく行きましょう!!


 え、何?今日は恒例の写真がない?そう、15:30からの第0試合に間に合わないのでカットです。だって入場待ち、すんごい人ですよ!!G1の時と変わらないほど・・・しかもほとんどの人がロスインゴの帽子とかTシャツ姿だ。すごい・・・なんて感心している場合じゃねぇ。この人数、並ばなきゃ間に合わない!!のんきなこたぁしてらんないっす!!んおぉぉぉー!!


というわけで中に入り待望の第0試合、タイガーマスクW vsレッドデスマスクを待ちます。


果たしてどんな風に、どんなタイガーが出てくるのか・・・このワタシを満足させることができるかね?と気分はミスターXモード。でも、ワクワク・・・とやっているうちに、いよいよ第0試合が開始された!!


先に登場は レッドデスマスク!!こ、これは・・・先代の原作を尊重した大型の選手ですね!すごい!


背が高く、結構締まっている体がコスチュームの外からでもわかります。場内からはキャプテン・ニュージャパン?なんて声も出ていましたが、キャプテンから比べるとちょっと細いかな?あと特徴としてはキックやパンチがすべて左ですね。サウスポーの選手なんですかね?うーん、まったく正体の見当がつきませんねぇ・・・もしかすると日本人ではないのかもしれませんね。


 一方、タイガーマスクWです!!アニメとまったく同じコスチュームです。そしてコーナーへ上がり、あの人差し指を上げるポーズです!!


実は先代の伊達直人のタイガーはコーナーポストへは上がりましたがこの人差し指のポーズはやっていません。そう、これは二世からなんですよね。タイガーマスクWは先代のコスチュームを引き継ぎながらポーズは二世、ということになりますね。なんて・・・こんな分析をしているのは日本でボクだけでしょうけど・・・


さて、登場してきたときのマスクは先ほども書いたようにアニメとまったく一緒です。が、かなり大きくてオーバーマスクなのかと思ったんですよ。でも、これはもうこういう仕様のようで、このまま試合を始めましたね。でも、視界が悪いのか、かなりマスクが気になっていたようです。動きは、うーん、いい選手ですが、ちょっとマスクによる視界不足が影響しているようで少々技と技のつなぎがよくないですね。


やがて、このタイガーを見始まってすぐ息子の三世が


「タイガー、飯伏じゃない?」


と正体を模索します。


実は三世、プロレス見始めた頃から飯伏が好きで、早くからTシャツも買うなどファンだったんです。でも、すぐ新日本からいなくなってしまい・・・そのTシャツは未だ未開封のまま。好きだったからこそ、ピンとくるところがあったんでしょう。そう言われれば、なるほど・・・確かに似ている気がします。でもヘビー級になった飯伏を思い出すと、こちらの方が細い気がしますね。なのでベビーになる前の体型の飯伏に近いと思いました。


 そのうち、リング内からコーナーへ飛び乗ってのケブラータやキックのコンビネーションが見られ、どうやら飯伏の可能性が濃くなってきました。会場からも飯伏!!なんて声も飛びます。


で、三世曰く、飯伏は左の胸にほくろがあるそうなんです。これは会場では確認のしようがなかったので家に帰ってきて録画したタイガーマスクWの試合を見ると・・・なんとタイガーマスクWの胸にも同じところにほくろが!!三世、なんという洞察力!!うむー、恐ろしい男に成長したな・・・


それにしても・・・かつて我が家では、飯伏を見るたび、飯伏がタイガーやればいいのにな。なんて話していたので、これはうれしかったですね。試合で見せたジャーマン・スープレックス・ホールドも初代を思わせるような素晴らしいものでした。このまま定着してくれればもっとうれしいです。難しいかもしれませんが、期待せずにはいられませんね!! 


というわけでタイガーマスクWは飯伏幸太のようです。飯伏が帰ってきました!!


では印象に残った試合です。


第1試合 6人タッグマッチ
石井智宏、YOSHI-HASHI、ウィル・オスプレイvsアダム・コール、バッドラック・ファレ、高橋裕二郎


これは試合よりも先日の放送で共闘したキャプテン・ニュージャパンが気になります。残念ながらこの日は登場しませんでしたが、こっち入ったらもうキャプテン・ニュージャパンじゃまずいですよね?ヒデオ・サイトー復活ですかね?


第6試合 8人タッグマッチ
棚橋弘至、マイケル・エルガン、KUSHIDA、ジェイ・リーサルvs内藤哲也、SANADA、イービル、BUSHI


 いやぁ・・・会場の声、興奮度が一番すごかったのがこの試合での内藤の登場ですね。とにかくすごい!!Tシャツなどを身に着けているファンも一番多いです。ボクの座っていた席の前一列は全員ロスインゴでした。間違いなく今、日本で一番人気のあるレスラーですね。


試合ではKUSHIDAが途中で手を痛めて動けなくなりかなりヤバそうでしたが、エルガンが上手く引き寄せ好フォロー。機転を利かせてその後を成立させましたね。パワー殺法だけじゃない、頭がいい点を見ることができました。たいしたもんですねぇ~。


第7試合 NEVER王座戦
柴田勝頼vs.カイル・オライリー


これはいい試合でした。ふたりの技の攻防がよかったですね。


でも、そう感じたのは本当に一部のファンだけだったんでしょうねぇ・・・キーロック、アキレス建固めで会場は無反応でしたし、コブラから卍へ、でも腕がかかったとき卍は崩れてグランドに移行されたのですが、そのときああ~って感じでした。グランド卍、知らないんでしょうね・・・


最後は胴締めスリーパーでしたね。また、プロレスを見た気持ちになりました。柴田、いいなぁ・・・


第8試合 権利証争奪戦
ケニー・オメガ vs. 後藤洋央紀


 くすぶっている後藤は先制攻撃で果敢に攻めます。いいですね!


加えて、やっぱり後藤の技、すごいですよ。入るたび会場がおおお!!ってなります。ヒットポイントがとにかく高い、大きい。技の説得力、破壊力はダントツですね。だから逆に言えば、もったいない・・・


この際なんで言ってしまいますが、後藤、ぶっちゃけ垢抜けてないんですよねぇ・・・何か、自分の中にこだわりがあるというか・・・なので、思い切って荒武者スタイル、封印してはどうですかね?そういうのも手だと思いますね。路線によっては内藤より化けるとボクは思います。頑張ってほしいです!!


第9試合 IWGPヘビー級王座戦
オカダ・カズチカvs 丸藤正道


前でも述べましたが、今回は前列がロスインゴ軍団でしたが、ボクの列はオカダファンが並びました。ボクに三世、隣にいたお姉さんふたり組も、まさに声を振り絞っての声援でした。





三世、全身全霊で応援していました。丸藤の膝が入るたび、涙が出そうな表情になりました。でもその都度、大きな声で叫びました。試合後は緊張が緩んだせいもあり喉が痛くてたまりませんでした。でも、それはいい痛みでした。本当にうれしそうな顔をしていました。


ボクの隣にいたお姉さんも

 

「あれエメラルド・フロウジョンですよね!!G1でやられたやつですよね!?」


と話しかけてきてくれました。

 

「そうですね!!返してやりましたね!!」

 

自然にそんな会話が生まれました。そこには和気藹々でプロレスを見るという概念がなかったからです。だからうれしくて、それを分かち合えたんだなと思いました。やっぱりプロレスは好きな選手がいて、応援して・・・それが大事なんだと改めて思いました。

 
2017年、両国は改装工事に入り、イベントは一時相撲のみになるといいます。気がつけば今年は3度目の両国でした。でも来年はそんな両国もお預けか・・・さみしい話です。




こいつもしばらく食べられないか・・・


来年はどこの会場で、どんなドラマが生まれるのかな・・・楽しみです。




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